この度、とある事が切っ掛けでアジングに興味を持ってしまいタックルを揃える事になりました。
と言うのはメバリングでアジングロッドを使用していたので使い回せると思っていたのですがそんなに甘くは無かった。
アジングロッドなのに何で?と思うかもしれませんが、今回はその経緯も交えてアジングロッドの解説とご紹介をしたいと思います。
- 【ライトゲームロッド】
- 【アジングでは】
- 【特別な状況のアジング】
- 【漁港内の豆アジを狙うロッドとは】
- 【条件に合ったロッド】
- 【予算を1万5千円に上げてみる】
- 【予算を2万円に上げてみる】
- 【最終候補に挙がったロッド】
- 【まとめ】
【ライトゲームロッド】
数ある釣りの中でアジングと言うのは『ライトゲーム』に属します。
このライトゲームの代表格はやはりメバリングとアジング。
そして、それぞれに専用ロッドが存在します。
メバリングロッドとアジングロッドでこの2つのロッドは非常に似てる。
私の中でメバルに関してはどちらを使っても釣れると言う印象です。
《私がメバリングに使ってるロッド》
2本のロッドを状況により使い分けてます。
・メジャークラフト 三代目クロステージ CRX-T692AJI
ライトワインドで2g以上のジグヘッドを使う時やフロートを使う時に使用しております。
ロッドの部類はチューブラーティップのアジングロッドとなります。

メジャークラフト アジングロッド スピニング 3代目 クロステージ アジング CRX-T692AJI 6.9フィート 釣り竿
- 出版社/メーカー: Major Craft(メジャークラフト)
- 発売日: 2016/10/14
- メディア: スポーツ用品
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・ダイワ 月下美人 79UL-T
このロッドは通常の1g以下のジグヘッドを使う時に使用しているロッドです。
メーカー表記では特化したメバリングロッドでもアジングロッドでもありません。
ひとくくりにアジ/メバルロッドとなっています。
この2本を状況により使い分けてるのですがメジャークラフト 三代目クロステージ CRX-T692AJIに於いてはアジングロッドで本来はアジングに使うロッドなんですが違和感なくメバルは釣れます。
要はそのゲームのスタイルや状況に応じて使うのがいいんです。
【アジングでは】
私の中で『アジはサビキでいいじゃん』と思っておりましたがその場の状況もありまして同行しておりました釣り仲間から勧められて初のアジングをする事になり持ち合わせのメジャークラフト 三代目クロステージ CRX-T692AJIでアジングをする事に。
当然にアジングロッドですので問題は無いかと思っていたら・・・。
釣り仲間が言うには6.92ftは悶絶地獄だと言う事。
この悶絶と言うのはバイトがあるが掛からない状況なんです。
実際に体験してみろと言う事でやったんですが・・・悶絶地獄。
マジでバイトはあるが掛からない。
フッキングのタイミングが全く合わない。
【特別な状況のアジング】
状況的にはどんな感じかと言うとポイントは港内。
狙うアジは豆アジ。
豆アジに6ftや7ftのロッドではフッキングのタイミングが遅れて掛かり辛いんです。
この長さのロッドは中アジ~大アジを狙う時のロッドらしい。
と言うより全国的にアジングとはそれ位のサイズが普通なんだそうです。
ここ大阪湾で特に神明間ではそんなサイズのアジが入って来ないから豆アジ~小アジを狙うんだそうで、中アジ~のサイズは淡路島に行かないとダメらしい。
神明間が特別なんでしょうかね。
この様な理由で神明間港内豆アジ専用ロッドが必要となります。
【漁港内の豆アジを狙うロッドとは】
ここで釣り仲間からアドバイスを頂きました。
《漁港内で使うロッド》
短いロッドがいいそうです。
・5ft前後のロッド
ティップの固さもあります。
・ソリッドティップ
今の主流はソリッドティップでしかもハードソリッドとの事。
アジングもやってみるとアタリが面白い。
だったら本格的に参戦してみるかとロッド選びとなりました。
【条件に合ったロッド】
まとめると5ft前後のハードソリッドのアジングロッドです。
当初の予算は1万円。
これで探してみる事に。
先ず感じたのは5ftのロッドが非常に少ない事。
やはりこの手のロッドの使用が全国的に見て限定的となるのが原因でしょうかね。
数少ない中で更にソリッドティップでもハードソリットと言うハードル。
要はティップに張りがないといけない訳ですね。
これで殆どが全滅。
5ftでソリッドディップのアジングロッドはありますがハードソリッドとなると目に止まる物がありません。
やはり1万円以下で張りを求めるにはロッド素材に限界があるようです。
1万円予算で唯一これはどうかと思ったのが私がメバリングやライトゲームに使用しているブランド。
メジャークラフトの三代目クロステージ CRX-S562AJIはどうだろうか。
マイクロピッチクロスフォースにより張りがあり非常に良い感じのロッドなんですが、釣り仲間が言うには、張りがあるロッドの中では『柔らかい部類かな』だそうです。
当然に使えない事はないんですがハードソリッドとしてはお眼鏡に合わない。
やはり重要なのはカーボン素材なんでしょう。
それにより全く違って来るみたいですね。
【予算を1万5千円に上げてみる】
いいカーボン素材を使ってると言う事は当然にお値段も跳ね上がります。
なので予算を1万5千円位まで上げてみると1本引っ掛かりました。
《メジャークラフト N-ONE 》
繊細にして強靱な、最新テクノロジー・ナノパワー採用。
均等に分散させた樹脂がカーボン繊維をしっかりと繋ぎ止め、最強の剛性・軽量性と超高感度を獲得した最新テクノロジー・ナノパワー採用のN-ONE。
NSL-S562AJI
1gアンダーのジグヘッドを扱える繊細さと、一瞬で上顎にフッキングできる俊敏さ。超近距離戦対応ショートモデル。
予算的には若干オーバーしますがかなりいい感じ。
ロッド素材はナノカーボンを使ってます。
この素材は高級カーボンで軽く張りが出るんです。
ナノカーボン使ってこの価格設定はかなりリーズナブル。
流石メジャークラフトと言った所でしょうか。
ここで見た目に拘らないのであればN-ONEで決める所なのですが、私の我儘を言うとティップが白いのが非常に気になる。
他メーカーでも非常に多いんですが、チューブラーは『黒』、ソリッドは『白』とどちらのスペックなのか分かる様になのかどうか分かりませんが色分けをしてます。
人に寄ったら『助かりま~す』と言う方も多いとは思いますが私は嫌なんです。
しかし、それを除けばこれはお勧め。
【予算を2万円に上げてみる】
この位の予算になると条件に合ったロッドが幾つか出て参ります。が、私の我儘であるソリッドでありながらティップの色は『黒』となると一気に少なくなります。
そんな中で2本見付けました。
二本共に月下美人MXなんです。
《ダイワ 月下美人MX アジング》
月下美人らしく。雅に。煌びやかに。今宵もアジと対話する夜が始まる。NEW月下美人MX AJINGシリーズは、ブランク、グリップ、ガイドに至るまで、アジングロッドの設計基準を一から見直したことで、上位モデルに肉薄するレベルまで感度と操作性が昇華した。超軽量のHVFナノプラスのブランクの採用したことで、軽さと感度が大幅に向上。ダイワのアジングロッドの特長である「ピン・シャン」の掛け調子が際立つ仕様になっている。中級モデルの粋を超えたポテンシャルと主張するかのごとく、赤い月が手元でさりげなく存在を主張する。
【月下美人MX 特徴】
・超軽量HVFナノプラスブランク採用
・全ガイドに軽量なチタンフレームSiCガイドを搭載
・アイテムごとに最適化した、新基準のグリップレングスにより操作性がさらに向上
・ブランクタッチしやすいダウンロック構造
と言う事ですがもう少し詳しく見てみましょう。
ナノカーボン仕様でメガトップですね。
このメガトップはソリッドティップのみの装備で感度が抜群に上がります。
オールチタンフレームを全ガイトに使ってかなり軽量化されてますね。
ロッドの長さが短いので軽量になるのは有り難い。
55LS-S
ジグヘッドリグやプラグを細かく操作できるショートモデル
510ULS-S
1g以下のジグヘッドリグの専用の、シリーズのなかで最もフィネスなモデル
この2種類に絞ったのですが違いは何か。
釣り仲間に聞いた所では。
・55LS-S
硬く掛け調子
・510ULS-S
柔らかく乗せ掛け調子
と言う事。
ロッド自体はチューブラーの先端にソリッドが継いであるんだそうです。
この2本はどちらでも良いロッドで好みの問題だそうですよ。
【最終候補に挙がったロッド】
上記に書いてあるのでお分かりかと思いますがこの2本。
・メジャークラフト N-ONE NSL-S562AJI
やはりナノカーボン使用でこのネット価格はリーズナブルですよね。
スペック的には『ダイワ 月下美人MX 55LS-S』 に非常に似ておりますので私的にはどちらを選ぶかと言うと価格の面でN-ONE となります。
・ダイワ 月下美人MX 510ULS-S
『メジャークラフト N-ONE NSL-S562AJI』とスペックを比べると更にライト系で繊細なロッドと言う印象ですね。
使い回しを考えるとN-ONEより融通は利かない感じ。
完全に豆アジ専用ロッドとなるんじゃないでしょうか。
【まとめ】
結局悩んだ挙句に決めたのは『ダイワ 月下美人MX 510ULS-S 』です。
三代目クロステージ CRX-T692AJIを所持してますので外海用のロッドはこちらで。
外海ではフロートなども使いますのでやはりこのロッドですね。
港内の豆アジでは専用ロッドとしてダイワ 月下美人MX 510ULS-Sで使い分ければいいかと思いました。
この様にしっかりと釣果がありました。
当初予算の倍の金額になりましたが豆アジ相手では仕方がないですね。
何せフッキングが難しい。
最初に6.92ftのロッドで体験したものだから余計に感じますよ。
中途半端なロッドを買って改めて買い直す事がある位なら思い切って納得のいくロッドを購入した方がいいんじゃないでしょうかね。
そんな中でやはりメジャークラフトのN-ONEはナノカーボン使用での販売価格はお得感満載です。
ティップが白くなければN-ONEを迷う事無く選んでたと思います。
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