皆さんはフィッシングベルトと言うのをご存知でしょうか。
簡単に言えば色んな小道具をくっ付けてウエストに巻いておくベルトですね。
ファミリーフィッシングやべランダ釣行など腰を据えて釣りをする場合は全く必要のないアイテムなんですがテトラポット時の釣行やランガンスタイルでの釣りでは便利な物となります。
特に夏場の薄着では上着のポケットなどもありませんので非常に役に立つアイテムとなりますね。
- 【フィッシングベルトの使い方】
- 【フィッシングベルトに必要なパーツ】
- 【ベルト探し】
- 【パーツ探し】
- 【ベルト調整】
- 【Dリングカラビナ装着】
- 【アイテム装着】
- 【完成品装着】
- 【もう一つのお勧めアイテム】
- 【長さの調整】
- 【応用編】
- まとめ
【フィッシングベルトの使い方】
この様に色んなアイテムをベルトに装着 して巻いておく。
この他にも餌釣りでは餌箱なども装着します。
しかし、この他愛ない物でも商品となればそこそこのお値段がします。
特に釣り具メーカーとなれば尚更。
参考までに2種類を挙げてみました。
これはダイワの商品です。
引っ掛けるパーツが付いておりますね。
その分お値段もします。
TAKAMIYA(タカミヤ) REALMETHOD プラスティックバックルナイロンベルト TG-7778
- 出版社/メーカー: TAKAMIYA(タカミヤ)
- メディア: スポーツ用品
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こちらはタカミヤの商品です。
ベルトのみで引っ掛けるパーツは自分で付けなければなりません。
たかがベルトのみでも予想以上のお値段です。
私がこのフィッシングベルトの必要性を感じたのはメバリング時のランディングネットをいかにして装着するかだったんですけどフローティングベスト(ライフジャケット)に装着すると位置的に高く使い辛い。
ズボンのベルトに通すも下半身も防寒の為に二重にスボンを履いているのでベルトの装着は不可能。
そのような理由でフィッシングベルトを購入しようかと調べて見るとこんな感じなんです。
ベルトごときにこのお値段は出せんな・・・。
だったらやっぱり・・・。
ダイソーしかないでしょっ‼
とあいなりました。
【フィッシングベルトに必要なパーツ】
見ての通り非常に分かり易い。
・ベルト
・アイテムを引っ掛けるパーツ
これだけ。
探すのは至って簡単ですね。
【ベルト探し】
先ずはベルト。
この様にベルトのコーナーがあります。
これで100円って本当に安いよね。
この中で選ぶのだが先ずはバックル部分。
バックルとはベルトを固定する為の留め金でベルトを装着した時に真正面に来る部分です。
この『バックル』と言うのも数種類がありますが一般的にはピンバックルと言ってベルト穴にピンを通して固定するタイプが多いですね。
今回はどの長さでも止めれるタイプの物で『布ベルト用バックル』と言う物です。
ベルトの素材は当然に布のタイプ。
この2つの条件で探すと2種類ありました。
幅が狭いタイプと広いタイプ。
どちらを選ぶかは個人差になりますが幅が広い方が生地が厚くしっかりとしてます。
フィッシングベルトには色んなパーツをぶら下げるので重量も増しますから生地に張りがないとたわんだり細いと体に食い込んで痛いのではないかと思います。
選んだのはこちら。
『GI ベルト』と言う商品。
この『GI 』はアメリカ陸軍兵士の俗称の事だと思いますが軍隊ベルトと言いたいのでしょうか。
しかしラベルには作業用って書いてますね。
名前を見る限りかなり丈夫そうですよ。
お次は引っ掛けるパーツを探しましょう。
【パーツ探し】
この様なパーツばかりあるコーナーがあります。
見た目で一番いいなと思ったのがこれなんですが選ばない方がいいです。
100円だけあってホック部分がとても緩い。
ちょっと引っ掛かってしまうだけで意図も簡単に外れてしまいます。
これでは安心してぶら下げてられない。
なのでホックで止めるタイプは選ばないで下さい。
何か他に丈夫でいいものがないかと探したらありました。
こちらです。
『Dリングカラビナ』と言う商品
こちらはかなり丈夫そうですね。
2つ入りですので必要な数を購入しましょう。
これをベルトに装着します。
【ベルト調整】
先ず始めにベルトの長さ調整をしましょう。
ウエストに巻いてかなり長い様なら切って短くします。
バックルのこの部分を押し上げるとベルトか取れます。
かなり固いのでマイナスドライバーでこじ開けた方が楽です。
間違っても反対側を切らない様に。
バックルに入る側を切って下さい。
長さで気を付けて頂きたいのは冬場に使う時は厚着をしてますのである程度の長さの余裕がないと夏場しか使えなくなります。
短く切り過ぎない様にご注意。
【Dリングカラビナ装着】
次にパーツの取り付け。
取り付けと言ってもベルトに挟むだけなんですけどね。
結構力がいります。
グッと押し込んで下さい。
この様に開きますのでベルトに装着。
サイズはキッチリです。
いい感じじゃないですかね。
出来上がりです。
この長さで短いようであれば同じくダイソーで売ってるカラビナを継ぎ足せば長さの調整が出来ます。
【アイテム装着】
ランディングネットを装着してみましょう。
ついでにロッドホルダーとドリンクホルダーも。
かなり上出来じゃないですか?
ベルトとカラビナの必要最低限のセットです。
これで200円です。
【完成品装着】
装着時はこんな感じです。
良い感じですねぇ。
メーカーとそん色ない出来栄えですよ。
メーカー画像と並べてもモデルとしては全く違和感なし。
【もう一つのお勧めアイテム】
『Dリングカラビナ』と言う商品を使いましたがこれが店頭に無い場合や軽いアイテムを装着するのにお勧めなのがこちら。
『ワンタッチ ジョイントホルダー』と言う商品。
サイズは5㎝となってます。
小さめのカラビナにリングが付いており更におまけのカラビナ付き。
只、赤丸の部分がグラグラと不安定なので『Dリングカラビナ』に比べると強度などを考えると心もとない感じですが軽いアイテムの装着では全く問題ない。
装着は接合部分の外部からの引っ掛かりを避ける為に内側になる様に装着しましょう。
この方が何かと安心。
付属のカラビナを装着しても良い感じですね。
予備のカラビナは用途により使い分けをすればいいのではないでしょうか。
リングに付けても良し、布に通しても良し、付けなくても良しです。
私はリングにハサミを装着してみました。
今まではフローティングベストに装着していましたが今回からベルトに引っ越しです。
ハサミを繋げているアイテムは『ナスカン付スプリングキーホルダー』を使用しております。
サイズ的にはもう少し短い方が使い勝手がいいかもしれません。
【長さの調整】
出来上がった所で装着してみて装備品の位置が少し高いなと思ったら継ぎ足しで補いましょう。
アイテムとしてピックアップしたのがこちら。
『アルミ製 カラビナ』と言う商品。
サイズは用途に合わせて選んで頂ければいいかと思います。
『Dリングカラビナ』の代用としても使用可能ですね。
作りがしっかりとしておりますのでとてもお勧め。
今回は長さが5.5がcmを使っておりますが代用としてはこれより大きいサイズでも結構です。
ダイソーのカラビナはサイズが大きい程しっかりとした作りになっている感じです。
この様に直接付けてもいいですが長さ調整では『Dリングカラビナ』に継ぎ足す感じですね。
ランディングネットを装着するとこんな感じです。
先程のハサミとコラボです。
良い感じじゃないでしょうかね。
【応用編】
これを基本に使い易い様にダイソー商品で進化させて行きます。
ある程度のアイテムをぶら下げる事が出来ましたが小物もフィッシングベルトに収納して行きましょう。
お勧めなのがこの『ツールポーチ(スリムタイプ)』と言うアイテム。
これは100円ではなく300円しますがとても使い勝手がいい。
このポケットに収納して行きます。
このポーチのポイントはマジックテープのストッパーが付いている事。
先ずはこのポーチをベルトに付けるお勧めアイテム。
『カラビナ キーリング付』と言う商品でサイズは5.8cm。
『ワンタッチ ジョイントホルダー』と被ってしまいますが全く同じ商品です。
パッケージが違うだけですね。
恐らくこちらの方が新しい商品ではないでしょうか。
カラーも数種類ありますのでお好みを選んでみましょう。
5.8cmを2個購入します。
この様に装着します。
これをフィッシングベルトに装着して小物を入れ込みましょう。
ポイントのマジックテープはフィッシングプライヤーを止めるのにとても最適。
注意する事はポケットの底は開いてませんので小さ目のフィッシングプライヤーしか入れる事が出来ませんが最悪はポケットの底に穴を開けてもいいかと思います。
ケース付きでないワニグリップの収納も出来てブラブラと垂れ下がってるハサミも入れ込みます。
ワニブリップを繋げているのは『ナスカン付スプリングキーホルダー』の長いタイプを使っております。
まだまだ収納スペースはありますので必要な物を入れ込んでは如何でしょう。
【この装備で掛かっている金額】
・ベルト ×1 100円
・Dリングカラビナ ×1 100円
・アルミ製 カラビナ ×1 100円
・ワンタッチ ジョイントホルダー ×1 100円
・カラビナ キーリング付 ×2 200円
・ナスカン付スプリングキーホルダー ×2 200円
・ツールポーチ(スリムタイプ) ×1 300円
※ロッドホルダーは別
合計で1100円です。
ダイソーでこの金額だと高く感じるかもしれませんがメーカーのフィッシングベルトと比べると格安の金額です。
メーカーのフィッシングベルトでここまでの装備は付いておりません。
せいぜい引っ掛けるパーツが2つ程度付いている位ですのでここまでの装備をしようと思うと後付けで更にプラスαの金額か掛かると言う事です。
そう考えると破格のお値段ですね。
まとめ
今回はかなり簡単に作れる物となりました。
商品を組み合わせるだけですのでお手軽に作る事が出来るんですね。
改めて言いますがメーカー物だと数千円する物が基本系で作るなら僅か200円で出来上がります。
このリーズナブルさは最高じゃないですか⁉
まだまだ探せば釣りに使える物がわんさかと眠っているでしょうね。
そのような物を探すのもダイソーに行く楽しみでもあります。
ちなみに『GI ベルト』に通すカラビナ類ですがサイズは5㎝~しか通りませんのでご注意を。
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