ライン交換って色々なやり方がありますが結構な時間を要していませんか?
巻くだけで終わりならまだしもラインによっては下巻を入れなければなりません。
この作業をやるとかなりの時間を要します。
正直言って苦痛の一言。
そこでこの第一精工の高速リクライサーと言うアイテムはその膨大に掛かっている時間を一気に短縮出来て苦痛から解放されるんです。
しかも数千円でですよ。
これは絶対にお勧めしたいアイテムです。
【第一精工 高速リクライサー】
この高速リクライサーには2種類があり『高速リクライサー』と『高速リクライサー2.0』となります。
違いと言うと外見は微妙な部分となりますね。
詳しくは過去記事
【第一精工リサイクラーシリーズ】高速リサイクラーと高速リサイクラー2.0 どっちを選ぶ?
こちらをご参考にしていただけば良いかと思います。
今回は『高速リクライサー』を使ってラインを巻いてみました。
【リクライサーのセッティング】
今回はエステルラインを巻いて行きます。
当然にリールスプールの巻き数に合いませんので下巻を入れて行きます。
この下巻の必要な長さと言うのは計算されてキッチリと分かる物ではありませんので実際に巻いて見てどの位が必要かを出さなければなりません。
その為には同じ作業を6回繰り返す事になります。
これをアナログな手作業ですると数時間要しますがリクライサーを使う事により数十分で済んでしまうんです。
先ずはリクライサーのセティングから。
パーツはこの2つとなります。
本体とスプールシャフト。
本体にスプールシャフトをねじ込みます。
+ドライバーでしっかりとねじ込みましょう。
ここが緩いと巻いている内に振動でネジが緩んでしまいますのでしっかりとネジ穴を潰さない様に気を付けてキツク締め込みます。
次に本体を机に固定します。
ぐらつかない様にしっかりと固定しましょう。
この様な状態になれば準備OKです。
次にスプールシャフトのネジを外してラインのスプールを取り付けます。
この時に下巻きラインのスプールも一緒に取り付けてもOKです。
ちなみに2.0との違いにこのスプールシャフトがあります。
2.0はロングとショートの2本があり用途に合わせて使い分けるんですが私的にはロングシャフト1本でも全く不便を感じません。
結局、ロングシャフトはネジの付け外しに時間が掛かるからショートシャフトのある2.0と言う意見が多いようですが使ってみるとたかが数秒の違いですよ。
【下巻計算の為の仮巻き】
スプールを挟んだらリールにラインを巻いて行きます。
リクライサー本体の上部に赤いネジノブがありますが、これでテンション調整をします。
注意しないといけないのはテンションを掛け過ぎない事。
きつく掛け過ぎると極細ラインなどは切れてしまいます。
特にエステルラインは簡単に切れてしまいますので特に注意が必要です。
あっ、何か抵抗があるな・・・程度で十分です。
巻き方のコツは出てるラインが水平になる高さに合わせる事とリクライサーとリールの距離を長く取る事。
これだけでスムーズな巻き取りが出来ます。
ラインを巻き終えたらセロテープで仮止めをします。
次に下巻きラインをセットします。
ラインの上に先程と同じ要領で下巻きラインを巻いて行きます。
いい感じに巻けたら下巻きをカット。
【仮巻きの巻き取り】
次はリールから下巻きとラインをスプールに戻します。
先ずは下巻ラインから。
次はラインになります。
巻き方はリクライサーのハンドルを回して巻き取りますが、左手はラインが緩まない様に持っておきます。
【本巻き】
巻き取れたら今度は下巻きからリールに本巻きをして行きましょう。
最後にラインを巻いてラストスパートです。
この様にキレイに巻く事が出来ます。
まとめ
この様に下巻きを入れる場合は巻いたり戻したりの作業を6回やる事になりますが作業に慣れると30分も掛かりません。
高速リクライサーを使うと今まで時間を掛けてやってたのがバカらしく思える位です。
それ程高価な物ではありませんので有って損は無いアイテムですので是非に活用して頂きたい。
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