夏から冬にかけて狙える魚に太刀魚がいます。
私も毎年狙っている魚種でもありますが、この太刀魚を狙うスタイルも数種類あるんですがメジャーな狙い方と言えばワインドであります。
専用のジグヘッドとワームで狙うのですが何分相手が太刀魚ですからアイテムもメバルサイズとは行きません。
それなりに大きくなりますが、何がネックってパーツの一つ一つがいいお値段します。
ロストしたら心が折れる程のダメージがありますが、そのパーツの一つであるジグヘッドがダイソーで出ました‼️
残念な事に100円では無く200円ですが、それでも超コスパっ‼️
それでは見て行きましょう。
この様なジグヘッドとなっております。
見た目は思ったよりこじんまりとした感じですね。
サイズなんですが
11g
14g
の2種類があります。
基本的に太刀魚のジグヘッドの重さはオンス(OZ)が基本となっている事が多いんですがダイソーではg表示なのでオンス表示に当てはまりません。
潮の流れが速い大阪湾では基本的に使うサイズは2種類。
2/1オンス(15g) 通常
8/5オンス(18g) 潮の流れが速い時
となっておりますのでダイソーではギリギリの所で14gが使えるのかなと言うラインです。
なので大阪湾で使うには11gはちょっとしんどいかなと思います。
【概要】
これは11gのジグヘッドなんでこじんまりとした感じ。
塗装はグローとなってますね。
ヘッドの目玉部分には窪みがありますが残念ながら目玉は入っておりません。
スナップを付けるアイは最後尾になってます。
ワームキーパー部分ですが全体的に細い感じで特に後ろのワイヤーはかなり細いです。
フックはトリプルフック。
針先はダイソーですからちょっと甘いですね。
【見比べ】
私のワインドに使うメーカーは『オンスタックルデザイン』のジグヘッドとワームを使ってます。
今回はこの『オンスタックルデザイン』のZZヘッドと見比べてみましょう。
【バランス】
ジグヘッドで一番大事なのはバランスです。
これによってダートさせた時とフォール時の水中姿勢が決まります。
ダイソーのジグヘッドはアイがヘッドの一番後ろに付いてますね。
実際に吊り下げてみました。
水平なZZヘッドに比べてダイソーが前のめりに斜めになります。
やはりアイが後ろに付いている事とワームキーパー部分が細いのでバランス的にヘッド部分が必然と重くなる。
これはダイソー故に仕方ないかと思いますがこの傾斜はワームを付けると歴然とします。
使うワームはマナティーの90と75です。
装着して吊るしてみました。
この状態はダートを入れた時の姿勢となります。
ダイソーはかなり鋭角になってますので軽くレンジが上がって来ると思います。
このワームの装着状況ですがやはりワームのパイロットホールに対してワームキーパーが細い分緩い感じですね。
緩いとどうなるのかと言うと、フックがワームに刺さっている時は問題ないのですが太刀魚が掛かった時にフックはワームより外れてしまうんですが、その時に巻き上げるまでに太刀魚のサイズにより振動などで外れ易くなると思います。
以前にサゴシが掛かった時は激しいサゴシのバイブレーションによりマナティーでさえ外れてしまいました。
なので出来るだけパイロットホールの狭いワームをチョイスするのが妥当かと思います。
通常時のワームの座りはいい感じです。
台座は広く真っ平になっていますのでダートにより左右に捻じれる事はありません。
フックですがサイズは少し小さ目です。
太刀魚の基本フックサイズは#2か#1ですので状況により付け替えるといいかと思います。
と言う以前に針先が甘いので付け替えた方が得策かと。
【まとめ】
ダイソーであるが故に致し方がない部分もありますが価格的にはかなり安い。
オンスタックルのZZヘッドグローだと445円しますので約半分のお値段。
価格破壊のメジャークラフトでも395円ですからどれだけ安いかが分かります。
このワインドと言うのは太刀魚を狙うだけのタックルではありません。
シーバス・ヒラメ・青物など多種に渡り狙える物となりますので11gと14gを使い分けて狙ってみるのもいいのではないでしょうか。
こんな記事も読まれてます