メバリングやアジングなどライトゲームに使うジグヘッド。
当然これは消耗品としての認識でしょう。
ライトゲームではボトムを狙う事が結構多い。
となると当然根掛でのロストが多くなります。
私がホームグランドとして出勤している神戸空港ベランダ。
ここは駆け上がり状にブロックが沈められており根掛のオンパレード。
ここで激流に会うと1ゲームで5個前後のジグヘッド&ワームをロストしてしまう事はよくある事です。
しかし毎回1ゲームで5個前後のロストを続けてるとジグヘッドとワーム代を考えるとやはりお財布に優しくない。
正直な所3個ロストした時点で戦意消失してしまう。
以降はビビリながらのゲームとなってしまいます。
そこで、ワームは無理だがジグヘッドは自作する事が出来ます。
それも格安で。
なので最近の私はロストの気兼ね無く自作ジグヘッドでライトゲームを楽しんでおります。
用意する工具
精密スケール
以外に用意し忘れてしまう。
キッチンスケールだと1g単位でしか計れない物が多いので気を付けましょう。
必ず0.1gから計れる物を用意して下さい。
私は0.01gから計れる物を使ってます。
ジグヘッドの重さを計るだけの物ですので安い物で十分です。

はかり デジタル スケール 携帯タイプ ポケット 秤 0.01g - 500g 精密 業務用 プロ用 電子 計測 tohoinfinity (日本版)
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ラジオペンチ
ニッパー
棒ヤスリ
瞬間接着剤
これらはダイソーで揃える事が出来ます。
ジグヘッド用
ガン玉(カミツブシ)
大袋のお徳用が売ってますが安いだけに形が歪な物が多く釣のオモリとしては問題ないがジグヘッドには向いてない物が多い。
なのでメーカーの小袋がいいです。
《ガン玉(カミツブシ)のg数》
B ・・・0.55g
2B・・・0.75g
3B・・・0.95g
4B・・・1.20g
5B・・・1.85g
6B・・・2.65g
となってます。
※メーカーによりg数が違う場合があり
割りビシ
これも大袋のお徳用が売ってますがやはりガン玉 と同じで歪な物も多い。
メーカーの小袋がいいです。
割りビシでジグヘッドを作る際にヤスリで削って形を整えますので目標のgよりも重めのgを選びます。
仕上がりの形状にもよりますが目安として約0.5g~1gを削り取る事になりますのでその分の重さをプラスしたサイズを選んで下さい。
《割りビシのg数》
大・・・・0.9g
大大・・・1.35g
特大・・・2.1g
0.8 ・・・2.4g
1 ・・・・3g
1.5 ・・・4.5g
※メーカーによりg数が違う場合があり
フック
各フックサイズでお徳用(100本入り)が売ってます。
中国産のジグフックです。
1本当たり約9.8円
こちらは 国産ジグフックです。
1本当たり約14.8円
正直な所この2つは1本当たりの価格は安いが針先は甘く品質に期待しない方がいい。
私はダイヤモンドシャープナーで針先を研ぎますが品質重視ならメーカー物のフックがいいです。

Arukazik Japan(アルカジックジャパン) ジグヘッド ジャックアッパージグフック #6
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このフックはアイが大きくメーカとしては15本入りで324円。
1本当たり約21.6円でオススメです。
単体ジグヘッド
ガン玉(カミツブシ)を使います。
今回使うのは3B号(約0.95g)です。
フックと合わせて 計ってみると約1g
ガン玉の割れ目にフックを真ん中に来る様に差し込みます。
ラジオペンチで軽く潰します。(仮止め程度)
間に瞬間接着剤を入れます。
改めてラジオペンチで割れ目が無くなる様に潰します。
至る方向からやた方がいいです。
力任せに潰すと形が壊れてしまいますので適度な力でやってください。
乾いたら出来上り。
これだけで1gの単体ジグヘッドの出来上がり。
費用は約12.8円です。
ガン玉のサイズが大きく成る程価格も少しずつ高くなります。
反対にサイズが小さく成る程価格も安くなります。
【見た目重視で仕上げたい場合は】
ラジオペンチで挟むのでとうしてもギザギザが付いてしまいます。
なかにはギザギザの付いてないラジオペンチも売っておりますがお手持ちに無い場合はビニールパイプなどをラジオペンチに被せるとキレイに仕上がります。
釣り道具箱の中にケミホタルに被せるビニールパイプがありましたので使用してみました。
これで挟むと少し滑り易いが良い感じです。
この様にキレイに仕上がります。
比べるとこの違いですがギザギザが付いててもゲームには何ら支障はありませんのでお好みでよろしいかと。
ダート系ジグヘッド
割りビシを使います。
最初はメーカーのジグヘッドの形状を見本にすると作業がし易い。
今回はゼスタ スターヘッドタッチダウン1.5gを見本にやってみましょう。
割りビシは特大サイズ(約2.1g)です。
端をニッパーで切って切り取ります。
こちらはワーム側になります。
こんな感じの切終わり。
これにヤスリを掛けて平らに仕上げます。
平らに削り終わるとこんな感じになります。
割りビシの割れ目にフックを真ん中に来る様に差し込みます。
フックを挟んでラジオペンチで軽く潰します。(仮止め程度)
瞬間接着剤を流し込みます。
改めて隙間を無くす様に潰して乾くのを待ちます。
この時点で計ってみると2.27gです。
乾いたらメーカーのジグヘッドを見本に1.5gになるまで形を整えながらヤスリで削って行きましょう。
先ずは底の部分を平にします。
続いて側面
そして先の部分が尖る様に削って行きます。
※側面と先を削るのはどちらからでもいいです
ここ位からスケールで重さを量りながらやって行きます。
《ポイント》
中心から見て左右対称になるように削る
でないとダートさせた時のバランスが悪くなってしまいます。
目標の重さになったら出来上り。
後はワームキーパーを付ければ完璧です。
費用は約14.5円です。
《参考までに》
割りビシ1号サイズ(3g)で2.5gのジグヘッドを作った場合。
費用は約27円です。
割りビシのサイズが大きく成る程価格も少しずつ高くなります。
反対にサイズが小さく成る程価格も安くなります。
《自作ワームキーパー》
以前に記事にしてありますので参考にして下さい。
ダイソーの棒ヤスリは目が粗いので表面の滑らかさが出ませんが気になるならホームセンターなどで目の細かい棒ヤスリを購入して削って下さい。
まとめ
やってみると以外に簡単に出来ます。
たったこれだけの手間で安く出来るのであれば損はないです。
ダート系ジグヘッドは自分のオリジナルに削り出して使ってみるのも楽しみの一つでもあります。
是非に挑戦して頂きたい。
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