アジングに於いて狙うアジは同じと思っていませんでしょうか。
その時期やポイントによりサイズは様々。
豆アジ・小アジ・中アジ・大アジとアジでもこの種類がある訳ですが、当然に使うロッドもそれぞれに違って来ます。
その中でも豆アジ・小アジと言うのは個体が小さいので非常にアタリが繊細で掛け辛い種類となりますが、繊細が故にゲーム性は非常に高くなり、この個体を掛けるにはロッドは5ft前後が必要となります。
長いロッドだとアタリからフッキングまでの時間差が長くなりますので短いロッドでないとアタリが取りにくくなります。
更に短いロッドでもティップが柔らかすぎるとやはり時間差が長くなりますので張りのある5ft前後のロッドが最適なロッドとなります。
そこでお勧めしたいのが『ダイワ 月下美人MXアジング510ULS-S』です。
【ダイワ 月下美人MXアジング510ULS-S】
月下美人らしく。雅に。煌びやかに。今宵もアジと対話する夜が始まる。NEW月下美人MX AJINGシリーズは、ブランク、グリップ、ガイドに至るまで、アジングロッドの設計基準を一から見直したことで、上位モデルに肉薄するレベルまで感度と操作性が昇華した。超軽量のHVFナノプラスのブランクの採用したことで、軽さと感度が大幅に向上。ダイワのアジングロッドの特長である「ピン・シャン」の掛け調子が際立つ仕様になっている。中級モデルの粋を超えたポテンシャルと主張するかのごとく、赤い月が手元でさりげなく存在を主張する。
【月下美人MX 特徴】
・超軽量HVFナノプラスブランク採用
・全ガイドに軽量なチタンフレームSiCガイドを搭載
・アイテムごとに最適化した、新基準のグリップレングスにより操作性がさらに向上
・ブランクタッチしやすいダウンロック構造
と言う事ですがもう少し詳しく見てみましょう。
《HVF NANOPLUS[エイチブイエフ ナノプラス]》
レジンの量を減らして代わりにカーボン繊維の密度を高めた「高密度HVFカーボン」は粘りや強度を重視したロッドに最適な素材となっており、東レ(株)ナノアロイ®テクノロジーをダイワ独自の製法で組み合わせることでさらなる高強度化・軽量化を可能とした。
《MEGATOP[メガトップ]》
メガトップは、繊維と樹脂が均一に分散するカーボンソリッドであり、どの方向にも同様の曲がりを見せる。更に通常のカーボンソリッドに比べて強度が飛躍的に向上。これにより細径で柔軟、ハイテーパーな穂先を作ることが可能。カーボン素材特有の手に響く感度はもとより、穂先に表れる視覚的感度も大幅に向上。
《自然と穂先が持ち上がる軽量設計》
超軽量で高感度のHVFナノプラスブランクを採用。軽量な一方で、ベリーにしっかりとパワーがあるので、アタリを感じて、アジをしっかりと掛けにいける。長いモデルはフロロとPE、短いモデルはフロロとエステルのラインの使用を考慮した設計。
《オールチタンフレームのSiCガイド》
軽量チタンガイドは、糸抜けを考慮してあえてのφ4の中口径仕様。エステルはもちろん、PE使用時もラインの抜けが向上し、飛距離がアップ。さらに、夜間でもラインを通しやすい。ガイド数量を見直し、ブランクのパワー向上と、操作の出力アップを達成。よりダイレクトな操作性を体感できまる。
《操作性を向上させるショートグリップ》
各アイテムごとに徹底追及したグリップ長さを採用。防寒着などを着ていても、操作性は良好。
【スペック】
5ftクラスとなると全長もかなり短くなりますね。
その分軽くなりますが、やはりリールとのバランスの兼ね合いは重要となって来ます。
ロッドに合ったリールを選ぶようにしましょう。
【概要】
実際にロッドを見てみましょう。
ケースから取り出すとこんな感じの短さ。
約90㎝が2本です。
さすがにコンパクトですね。
専用ケースも付いておりますので収納にも便利です。
ナノカーボンの説明書付きです。
東レの技術なんですよね。
月下美人のいい所はやはりデザインではないでしょうかね。
何と言ってもこのロゴが良い。
と言いましてもゲーム中は周りから分かる訳ではないですから自己満足の世界なんですけどね。
グリップ部分ですがリールを上からねじ込むタイプとなってます。
下からだとゲーム中に手の平が当りネジが緩んで来ますが上からだとその心配もありません。
とてもゲームに集中する事が出来ます。
大きさは2000番リールがキッチリと差し込めるサイズとなってます。
グリップエンドも短く邪魔にならず非常に扱いやすい。
ここの長さはリール装着時のロッドバランスに関係して来ますので以外に重要ポイントとなります。
軽量チタンガイドです。
このガイド素材はロッドの軽量化に非常に重要となって来ます。
ガイド数は8個となっております。
こちらがティップのガイト。
私が一番にビックリしたのがこのティップの曲がり。
このロッドはチューブラーにソリッドを継ぎ足している構造となってます。
ガイドの上から3つ目から下がチューブラーで上がソリッドとなってますが、あからさまにロッドの太さが違いますね。
先端のソリッドだけが曲がる構造です。
チューブラー特有の金属的なアタリを残しつつ柔らかいティップで乗せると言う乗せ掛け調子のティップとなっておりますね。
それ故に豆アジなとのバイトが繊細な小さい魚を掛けやすいロッドとなってます。
やはりここがこのロッドの肝なんじゃないでしょうか。
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