1月に軽量ジグヘッドを使用する為のロッド購入で『ダイワ 月下美人』 か『シマノ ソアレBB 』かで散々迷った挙句に選んだのはダイワ 月下美人。
使い始めてそろそろ2ヶ月が経ちます。
このロッドの購入の経緯は、昨シーズンまで私のメバル狙いはライトワインドのみでやっておりましたが、今シーズンは幅を広げる為に軽量ジグヘッドに手を出そうかと思いそれに見合ったロッド、使い易いロッドをと思い探した訳です。
いきなりこの購入を思い立った訳ではなく、先ずは今までライトワインドに使っていたロッドで軽量ジグヘッドを試してみました。
- ライトワインドに使ってたロッド
- メバリングも出来てライトワインドも出来るロッドの条件
- ライトワインドでのソリッドティップの使用感
- ライトワインドとは
- ダイワ 月下美人79UL‐T
- ライトワインド実釣
- まとめ
ライトワインドに使ってたロッド
使っていたロッドは『メジャークラフトの三代目クロステージ』のCRX-T692AJI です。
メジャークラフト アジングロッド スピニング 3代目 クロステージ アジング CRX-T692AJI 6.9フィート 釣り竿
- 出版社/メーカー: Major Craft(メジャークラフト)
- 発売日: 2016/10/14
- メディア: スポーツ用品
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このロッドはチューブラーティップのアジングロッドでルアー(オモリ)ウエイトが0.6-10gのロッドです。
私は大体はライトワインドをする時は使うジグヘッドは1.5g~5gを使う事が多いです。
時により、それ以上それ以下の場合もありますが平均的なラインの話です。
ライトワインドはロックフィッシュ狙いが主になって来ます。
その中に『メバル』と言うカテゴリーが有る感じ。
ライトワインドに使うロッドで使い易いのは『チューブラーティップのアジングロッド』が条件になって来ます。
何故ならティップに張りがあるから。
使い易い長さは7ft(フィート)前後。
なのでこのロッドは非常に使い易いです。
しかし、気を付けないといけない事はどのメーカーのロッドもそうですが最低ルアーウエイトの数字は当てにしない方がいい。
このロッドで言えば0.6gです。
正直言って私の感覚ですが1.5gまでが重さが分かるラインでした。
1gだと海中でのジグヘッドの重みが余り感じられません。
せいぜい潮の流れに逆らった時は感じられる程度。
恐らくこれは個々の技量により感じ方は違って来ると思います。
上手な方だと0.6gでも重みをしっかりと感じられるのかもしれませんね。
しかし、私には1g以下は非常に使い辛い。
このロッドで軽量ジグヘッドを単体で使うには私の技量ではしんどい。
しかし、フロートを使う場合はこのロッドはウエイトMAXが10gですので最適です。
私は今でもメバリング時のフロート用にこのロッドをいつも携帯しております。
ちなみにこのロッドはライトワインド以外にもライトエギングや餌釣りの ちょい投げに使うにはルアーウエイトが最適のロッドなんです。
なのでライトゲームに幅広く使い回せる万能ロッドと言った所ですね。
メバリングも出来てライトワインドも出来るロッドの条件
軽量ジグヘッドを単体で使うメバリングに特化したロッドは何がいいか。
その為には今までよりルアーウエイトMAXがもっと小さいロッド。
私としては、とっさにメバリングからライトワインドにその場の状況で変更可能なロッド。
その為の最低限の条件はチューブラーティップである事。
ライトワインドでのソリッドティップの使用感
持っているソリッドティップのロッドを使ってライトワインドをやってみた事がありますがティップが柔らか過ぎてワインドさせてる気がしない。
シャクった分ティップが曲がってラインスラッグ(糸フケ)を弾けません。
と言う事はワインド以前にダートさせ切れてない。
何やってるか訳分からない状態に陥ります。
このラインスラッグを弾くと言うのはチューブラーティップの張りで弾くのだと言うのがよく分かります。
シャクった時にティップが曲がりそれに追尾してティップの元に戻る力が加わりキレイに弾く事が出来る。
なのでライトワインドにはチューブラーティップと言うのは必要条件です。
ライトワインドとは
よく勘違いしているのが、シャクる時にティップを上げますが、この時にジグヘッドを引っ張り上げる動作はワインドとは言わないのです。
ロッドを上げてジグヘッドを引っ張る→下げながらスラッグ(糸フケ)を巻き取る→ロッドを上げてジグヘッドを引っ張る→下げながらスラッグを巻き取る
これは単に直線的にダートさせているだけに過ぎずワインドとは言いません。
《ライトワインドと言うのは》
ロッドを上げる→下げた瞬間に出来たスラッグを巻き取り(リールを半回転から3/1回転)ながらロッドを上げて残ったラインスラッグをパツンと弾く→下げた瞬間に出来たスラッグを巻き取り(リールを半回転から3/1回転)ながらロッドを上げて残ったラインスラッグをパツンと弾く
の繰り返し。
『下げた瞬間に出来たスラッグを巻き取り(リールを半回転から3/1回転)ながらロッドを上げて残ったラインスラッグをパツンと弾く』この動作で瞬時にダートスピードを上げています。
これがライトワインドなのです。
※タチウオなどの通常のワインドになるとリールを1回転させます
言葉では分かり辛い時はこちらの動画を見て頂ければ分かり易いかと。
ワインド本家本元の『オンスタックルデザイン』の浦満晴さんが解説しています。
【ワインドの基本を分かり易く解説しております】
【応用でのライトワインド メバル編】
『メバル実釣編』となってますがワインドでのメバル以外のライトゲームもこれと全く同じです。
この二つを合わせて見て頂くと分かり易いと思います。
ダイワ 月下美人79UL‐T
上記の条件の元に探して購入に至ったのがこのロッド。
出来れば7ft前後のロッドが良かったのですが見有ったものがありませんでした。
今回探したロッドパワーは『ウルトラライト』 記号では『UL』と表記されているロッドです。
何故にウルトラライトかと言うと軽量ジグヘッドが投げ易く、しかもメバルのアタリを弾きにくいロッドパワーは何かと考えた所、やはりパワーは柔らかいロッド。
それでいてライトワインドも出来るチューブラーティップ。
その条件に見合ったロッドを探した所、この月下美人に行き当たりました。
只、全長が7ft前後の長さが無く7.8ftに。
適合ルアーウェイト(g) 0.5-5のロッド。
・全長(m) 2.36(7.8ft)。
・カーボン含有率(%) 84
・自重(g) 93
・Kガイド搭載
ライトリグをロングキャストして、フィネスゲームを楽しむライトSWロッド。ターゲットの微弱な吸い込みも取らえる感度に優れたチューブラートップ仕様。掛けてからも余裕を持ってやりとりのできるファストテーパー設計。ジグヘッドリグだけでなく、長さを活かして超軽量キャロライナリグも得意とするモデル。
これを2ヶ月使ってみた感想は軽量ジグヘッドはかなり扱い易く非常に良い感じ 。
やはりルアーウエイトMAXが5gだけあって1gでも重みが伝わってきます。
そして今回の本題であるライトワインドはどうなのか。
ライトワインド実釣
私はライトワインドでメバルを狙う時はジグヘッドは1.5g~2.5gをよく使います。
※これは私がよくゲームをしているポイントの潮の流れが速い為に最低で1.5gからにしてますが他のポイントや潮の状況により1g前後を使う事もあります
この範囲での使用感想ですが、とても気持ちのいいライトワインドが出来ます。
先ず、ロッドパワーがウルトラライトなのでシャクった瞬間にジグヘッドの重みで今まで以上にティップが曲がりますが、その分チューブラーティップの張りで瞬時に弾く。
このバランスが非常にいい。
今まで以上にティップが曲がる、要はシャクリ幅が広くなると言う事はそれだけワインドさせる距離の繊細なコントロールが幅広く出来ると言う事。
強くシャクれば移動幅も長くなり軽くシャクれば短くなる。
この移動幅が広く使える事になります。
そして、チューブラーティップの張りでしっかりと弾いてくれる。
安心してワインドする事が出来ます。
それでもって私の感覚ですがメバルがHitした時はウルトラライトの柔らかさでフッキングさせるまでの滞空時間が長く感じられるので合わせやすい。
いままでのロッドでは感じられなかった感触です。
欠点として
ロックフィッシュ狙いで5gになるとのジグヘッドを使うとちょっと重たい感じがします。
ティップがジグヘッドの重みに引っ張られる感触でしょうか。
オススメは3gまでがいいかと思います。
なのでライトワインドでも軽目のダート系ジグヘッドを使ったメバルやアジ狙いに特化したロッドと言った感じですね。
当然フロート使用もしんどいです。
その時は『メジャークラフト 三代目クロステージCRX-T692AJI』がオススメです。
まとめ
はっきりいって技量があれば何使っても釣れると思います。(;^_^A
私がそこまで技量が無いと言う事ですね。
なので、ここはそれなりの道具に頼るしかありません。
しかし、今回使用している月下美人は本来は軽量ジグヘッドを使う為に購入したのが、ライトワインドをやってみると意外にもかなりいい感じになってしまいました。
使ってみるものです。
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