数日前にこの神戸空港ベランダにてドラゴンが上がった様子です。
それぞれ違う日で数匹午前様でいづれも餌釣りみたいですね。
他は相変わらずのミニサイズタチウオばかりみたい。
しかし、ここにもドラゴンは回遊してくるんですねぇ。
前回に私が行った時にはベルトサイズ未満ばかり掛かって来て3本上げた時点で終了と致しました。
小さいのをいくら釣っても仕方がない。
しかし、今回はドラゴンが釣れたとなると時間帯は違うにせよ可能性はあるよね。
と言う訳でやって来ました3週間振りの神戸空港ベランダ。
18時着
ベランダには一番奥まで大勢のアングラーだらけ。
全く入る隙が無い。
空いてそうな所に行くと一人で2本目3本目の予備ロッドを立て掛けてかなりのスペースを確保されております。
これが1人2人の話ではない。
このマナーの悪さは混み合っている時は流石に勘弁して欲しい。
ま、今回のターゲットはタチウオなので今入る必要もありませんから日暮れまでスペースが空くのを待つとしましょう。
予定では日暮れまで青物でもと思っていたのですが仕方が無い。
後ろのベンチでセティングだけ済ませて状況を観察しておりましたらサゴシが釣れてますね。
たまにベルトサイズのタチウオも。
今回のタチウオは掛かり始めが早いですね。
その内にお片付けを始めたルアーマンがいたのでお声掛けして入らせて頂きました。
釣果を聞くと30㎝程のサゴシを2匹釣っておられましたね。
遅くなりましたが19時15分開始です。
今回もベルトサイズが3本掛かって来た時点で終了とします。
海の状況ですが台風接近前と言う事もありかなりの強風です。
海もしけてかなりの波と激流。
最悪のコンディションです。
それでも魚が釣れているのでから凄い物ですね。
今回のワインドタックルは前回まではタチウオサイズが小さいのでワームはマナティー75でした。
今回は小さいサイズは掛かって要らないのでサイズの大きいマナティー90を使います。
と言いましてもベルトサイズが掛かって来る時は掛かっては来ますが少しでも確率が少ない様にの処置ですね。
オンスタックルデザイン マナティー 90 MT-L10(パールホワイト/レッドヘッド)
中にはケミチューンを入れております。
この『パールホワイト/レッドヘッド』は昨年ショアからのタチウオで圧倒的な釣果を叩き出したカラーなんです。
早速キャストして様子を伺うもアッと言う間に激流に飲まれて右から左へ。
両隣との間隔もかなり狭い。
おいおい。大丈夫かよ・・・。( ̄ロ ̄lll)💧
ボトムを狙うと流されて根掛り所かお祭りになり兼ねない。
はっきり言って流せる状況ではない。
表層のみで攻めるしか無さそうである。
カウントは10前後。
開始早々3分後。
ガツッ‼
いきなりティップが下を向く。
瞬時に合わせを入れるとドラグがジリジリと鳴る。
少し締め直しつつリールを巻くもどんどん下に潜って行く。
いつものタチウオではない。
もしかして・・・
ドラゴンッ⁉
Σ( ̄ロ ̄lll)
いきなりお目見えしてくれるのか⁉
ワクワクしながら慎重に巻いて来る。
かなり重い。そして強烈な引き。
何とか足下まで来たが通常のタチウオ並の抜き上げでは中々上がらない。
流石ドラゴンである。
渾身の力で一気に抜き上げ。
来たーっ‼
初ドラゴンっ‼
って・・・。
空中に浮いてる魚影。
ドラゴンにしては・・・何だか非常に短いね・・・。
(・_・)
太さは十分にある感じなのだが・・・薄暗くてよく見えない。
ツチノコドラゴン⁉
Σ( ̄ロ ̄lll) ツチノコッテナニ?
んな訳ないか。
足下に落ちた魚にライトを当てて見ると。
サゴシかよっ‼
(*`Д´)ノ!!!
40cm弱。
おいおい。
日落ちしてるのにマナティーに食い付かないでくれよー。(T_T)
フックがキレイに下顎にフッキングしておりますわぁ。
おかげでマナティーが抜けて無くなってるし。
(ー_ー;)マジサイアク
タチウオと同じ牙族だし40cmのサゴシはうれしい外道ではあるのだが。
釣った後が大変。
暴れてフックは中々外れないし口は鋭い牙で素手で触れないし。(T_T)
何とか鷲掴みでプライヤーを使って外したが首折って締めてクーラーに入れて手がヌルヌルだからキレイに洗って無くなったマナティーとケミチューン付け直して。
かなりの時間のロス。
時間も19時25分を回ってしまった。
風も強風から爆風に変わろうとしている気配。
キャストしてカウント10。
ゆっくり目にワインドを入れてフォール。
2回目のフォールで。
ガツッ‼
瞬時にフッキングを入れるとドラグがチリッと鳴る。
いつものタチウオのバイトである。
流石にサゴシの後ではかなり軽く感じる。
足元まで巻いて来て抜き上げ。
F3弱。
ベルトサイズではないがドラゴンには程遠い。
手返し良く際キャスト。
海もかなり荒れて来ている。
潮はまだ満潮にはなっていないが足下ギリギリまで波が打ち寄せて来た。
ちなみにこの日の神戸の満潮時間は19時21分だが神戸空港ベランダでは少しずれて微妙に遅い。
数十分後には確実にベランダ上まで波が上がって来る。
この時期の神戸空港ベランダでは恒例の現象である。
いつもなら長靴を持って来るのだかすっかり頭から抜けていた。
早目の決着を着けたい所である。
辺りを見渡すと既に波が上がって来ている箇所がある。
ヤバイ。
再キャストして僅か2分後。
ガツッ‼
瞬時にフッキングを入れるとドラグがチリッと鳴る。
ベルトサイズだとこのドラグの鳴きは入らない。
先程より重みはある。
巻き上げ途中に念の為に再度フッキングを入れて巻いて来る。
足下まできて抜き上げ。
サイズUP。それでもF3。
ドラゴンには程遠い。(ー_ー;)
そう簡単には掛かってくれそうにない。
私の足下にも多少ながら波が上がって来た。
何とか除けながら再キャスト。
海面はかなり荒れ模様。
風も更に強くなって来た。
ここまでくればあれだけいたアングラーがクモの子を散らす様に帰って行く。
残っているアングラーは恐らく4/1程度。
10分後にバイトが。
ガツッ‼
瞬時にフッキングを入れるとドラグがチリッとは鳴らない。
ベルトサイズ確定。
サイズDOWN。F2弱。
釣っちまったかベルトサイズ。(ー_ー;)
・・・ムニエルにしよう。
手返し良くキャストするも激流に飲まれて右から左に瞬時に流される。
左隣の餌釣り師は流されるものだから私の目の前付近に投げ入れて流してる。
この潮の流れじゃ仕方が無い。セオリー通り。
私も微妙に右にキャストしてるしね。
幸いにして私の右隣は先程帰って行ったので空いており非常に助かる。
状況的にお互い様である。
こんな事をしていると当然にお祭りに。
お互いに『すいません』の詫びをいれて2人して一生懸命にお祭りを解く。
しかしこの潮の流れで海中で複雑に絡まりまくっててどうにも取れない。
仕方が無いのでお互いにラインを切ってタックルの組み直し。
その間にもどんどんと足下に波が上がり始めた。
波が打ち寄せる度に除けるのに必死である。
風も殆ど爆風状態。
終了するかどうか迷ったがテンポ良く掛かって来るのでドラゴンを諦めきれない。
もう1本で終了にしよう。
足下に打ち寄せる波を除けながらタイミングを見計らってキャスト。
流石にこの荒れ方ではまともにワインドが出来ない。
やっぱり終了するか・・・と思ってると。
ガツッ‼
瞬時にフッキングを入れるとドラグがチリッとは又もや鳴らない。
しかも軽い。
失望しながら巻いて来る。
F2.5でした。(〃_ _)σ∥アカンカッタ
ここでもう限界。
長靴がないと無理。
20時終了です。
アングラーは殆ど帰って数名しかおりませんでした。
まとめ
ドラゴン。ダメでしたねぇ。
そう簡単には釣れる物ではありませんが残念です。
もう少し粘っていたかったですね。
サイズ的には3週間前に来た時よりはサイズUPしておりますね。
釣り座を確保出来ず僅か45分のゲームでしたが予想外のサゴシも釣れましたし短時間では良い感じの釣果ではないでしょうか。
このサゴシはサワラの若魚です。
関西では50cmくらいまでの若魚を『サゴシ』70cmくらいまでを『ヤナギ』70cm以上を『サワラ』と呼びます。
今回のサゴシは刺し身にして頂きました。
サワラは足が早いので刺し身で食べれるのは釣り人の特権です。
と言いましても最近ではサワラの刺し身もちょくちょくスーパーで見受けられる様にはなりましたね。
しかし味は釣りたてにはかなわないと思います。
鮮度が違いますよね。
最近の神戸の海ではサゴシ祭りとなってる模様です。
去年の今頃はツバス祭りだったんですけどね。
今年はサゴシです。
しかし、狙うならジグで狙いたい。
ワームで狙うと損失が大きい。
私的にはタチウオ狙いの時は掛かって来て欲しくない魚です。
本日のタックル
●ロッド
シマノ スピニングロッド ルアーマチック S86ML 8.6フィート
●リール
ダイワ(Daiwa) スピニングリール 14 エクセラー 2500
●ライン
クレハ PEライン シーガー PE X8 200m 0.8号
●リーダー
Rapala(ラパラ) ショックリーダー ラピノヴァ フロロカーボン 20m 5.0号 20lb クリア RFL20M20
●ZZヘッド
オンスタックルデザイン ZZヘッド 1/2oz グロー トレブルフック付
●ワーム
オンスタックルデザイン マナティー 90 MT-L10(パールホワイト/レッドヘッド)
※クリックで詳細確認が出来ます
釣果
サゴシ×1匹
タチウオ×4匹
日時
2018年8月22日(水)
19時15分~20時
天気
曇り
潮
中潮
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