familyfishing(ファミリーフィッシング)の釣りで王道と言えばやはりサビキ釣りです。
老若男女問わず誰でも簡単に釣りが出来る。
ファミリーフィッシングの家族構成で一番多いのはちびっこ連れのご家族。
お弁当持参で朝の遅い時間から来てのんびりと釣りを楽しむご家族をよくお見掛けしますね。
中には夜中から夜釣りを兼ねてテント持参でちびっことワイワイと楽しく釣りをしとおられるご家族もおられます。
そこで今回はサビキ釣りをするにあたって何を用意すれば良いか、何に気をつけるべきか等々を書いていきたいと思います。
シーズン
サビキ釣りと言えばやはりアジですよね。
アジのシーズンインは5月頃です。
この頃は小さいアジが釣れ始めます。
ベストシーズンは8月~11月。
この頃に成長した中型のアジが連れます。
このベストシーズンの間に時期に平行して釣れるのがイワシです。
イワシはアジよりも遅い時期まで釣れます。そして冬に向かうにつれて形も大きくなっていきます。
アジとイワシは基本的に年間通して釣れますがやはりシーズンはあります。
回遊魚なのでシーズン中でも釣果が上がらない事もありますので釣り場の釣果情報などは日頃からマメにチェックしましょう。
それではサビキのシーズンインの5月に向けて今から準備を整えておきましょう。(^_^)
場所
まずはここが決まらないと始まらない。
基本小さいお子様がいるなら絶対に安全柵のある所を選びましょう。
しかし、柵があるから安全と言う訳ではありません。
詳しくは『はじめて行くファミリーフィッシングのススメ』の記事を御覧になって下さい。
サビキをする場所で何が一番大事か。 それは水位。海の深さです。
足下の深さがないと仕掛けが全部入りません。
私は初めて子供を連れてサビキ釣りに行ったら足下が浅くて往生しました。
詳しくは『記念すべき第一回ファミリーフィッシング』の記事をご覧ください。
足下にブロックが沈められてると干潮時に水位がブロックギリギリまで無くなる所もありますので出来たらブロックが沈められてない所、もしくは兵庫県の潮汐表で水位の時間帯を確認の上満潮時を狙って行きましょう。
準備
サビキ釣りには2種類の仕掛けがあります。
「上カゴ」と「下カゴ」。
これはアミエビを入れるコマセカゴが上に付くか下に付くかです。
左が上カゴ 右が下カゴ
(yamashitaホームページより)
それにより準備する仕掛けが違ってきます。
その他に飛ばしサビキと言うのがあります。
(釣具のポイント仕掛集より)
なぜに2種類かと言うと関西は下付き、関東は上付きが主流なのです。
釣り場の水深が理由なのだとか。
関東は遠浅が多いから上からまんべんなくアミエビが行き届くように。下では上に行き届く前に沈殿してしまうから。
関西は深場が多いから下からまんべんなく行き届かせる事ができるからだそうです。
考え方を変えれば関西の浅瀬の釣り場なら上カゴの方が釣れると言う事ですよ。
オススメは飛ばしサビキです。飛ばさなくても足下に落とすだけでタナが取れるのでお子様がやるには大変便利です。
又、足下で釣果がよくない場合に遠場を狙う事が出来ます。
それでは今回は関西主流の下カゴ飛ばしサビキ釣りに必要な道具を揃えて行きましょう。
画像にある「からまん棒」は無くても大丈夫だと思います。
竿とリール
大概の釣具屋にはサビキセット又は防波堤セットなる物が売ってます。
TAKAMIYA(タカミヤ) リール SmileShip 堤防チャレンジ サビキ 360 CM-555
- 出版社/メーカー: TAKAMIYA(タカミヤ)
- メディア: スポーツ用品
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竿の長さも複数ありますのでお子様の背丈に合わせて選んであげるといいでしょう。
今回はセット物で十分ですが壊れやすいので末永くと思う方はメーカーの廃価版で結構ですので竿とリールの別々の購入をオススメします。
小さいお子様にオススメはこれ。
サビキ仕掛け
針は3~5号が良いでしょう。
出来ればサビキ仕掛けセットを買うと飛ばし浮きやコマセカゴも一緒に付いてたりしますのでそちらを購入するといいでしょう。(内容が上カゴか下カゴか確認して下さい)
一日遊ぶのであれば針は一人5セット位は欲しい所です。絡まり易いので。
サビキ仕掛けの針は安いので3セットないし2セット一束で200円位で売ってます。
飛ばし浮き
8号位でいいでしょう。
飛ばさなくても足下に落とすだけでタナが取れるのでお子様がやるには大変便利です。
サビキセット
浮き止めゴム
SSサイズかSサイズ。
飛ばし浮きは移動式になりますので道糸のタナの深さの所に付けます。(そこ以上に浮きが移動しないように)
ビーズ
浮きとサビキ仕掛けの上のサルカンの間にかませます。小さいやつ。
ヤマシタ(YAMASHITA) 20倍ビーズ 2号 夜光グリーン ソフトタイプ 20BS2F
- 出版社/メーカー: ヤマシタ(YAMASHITA)
- 発売日: 2013/11/05
- メディア: スポーツ用品
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コマセかご
サビキ仕掛けの一番下に付けます。 重り付きになってます。
ハサミ
糸を切るのに便利です。
uxcell ミシンはさみ ビーズ糸切り 釣りラインU 薄いシートカット レッド グレー 3個入り
- 出版社/メーカー: uxcell
- メディア: Tools & Hardware
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タオル
手を拭いたりするのに。
100均で売ってます。
バケツ
釣り道具というのではなくお掃除の時に使うやつですがあると大変便利。
釣れた魚を入れて簡易飼育ケースへと早変わり。
持ち帰るかリリースするか考える時間も出来ます。
100均で売ってます。
水汲みバケツ
手を洗ったりバケツやクーラーの水入れに使います。 (ロープ付き)
折り畳み式がかさばらなくてオススメです。
コマセスコップ
アミエビをコマセカゴに入れる時に使います。
要はアミエビをコマセカゴに入れられればいいので小さいスプーンや割り箸などでも大丈夫です。
むしろ割り箸の方が使い慣れている分手が汚れないと思います。が、大抵サビキを始めた時はアミエビブロック(レンガ)は凍ってる状態だと思います。割り箸は折れますがコマセスコップだと凍ったレンガも削り取る事が出来ます。
メゴチバサミ
魚を掴む道具です。
釣れる魚の中にはヒレに毒を持った魚もいます。 とにかく知らない魚は絶対に素手で触らないようにして下さい。
ベルモント(Belmont) MC-078 メゴチバサミ (S)
- 出版社/メーカー: ベルモント(Belmont)
- 発売日: 2014/01/15
- メディア: スポーツ用品
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クーラーBOX
言わずと知れた釣れた魚を入れる箱。
小さいお子様連れは踏み台代わりになる位のBOXがいいです。
又、釣り用のクーラーでなくてもアウトドアなどで使っているのがあればそれで大丈夫。
凍らせたペットボトルを2~3本入れて持って行って下さい。
ダイワ(Daiwa) クーラーボックス クールライン S600X ホワイト
- 出版社/メーカー: ダイワ(Daiwa)
- 発売日: 2011/06/21
- メディア: スポーツ用品
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氷
釣り具屋、コンビニなどに板氷が売ってます。
ご自宅の冷凍庫に空きスペースがあればペットボトルに水を入れて凍らせれば節約になりますし、何回も使い回しができますのでオススメです。
クーラーBOXや冷凍庫の空きスペースに合わせて500mlや2ℓなどサイズを選びましょう。
餌
アミエビブロック(通称レンガ) 出来れば当日釣行前に釣具屋に寄って購入して下さい。 釣り場に着きましたら水汲みバケツに海水を汲みその中に仕掛けの準備が出来るまで袋事浸けて溶かしておいて下さい。
サビキ便利グッズ
【コマセカゴ編】
パックンカゴ
上をつまむと洗濯バサミの様に開き、簡単にアミエビを入れる事が出来ます。
手も汚れず非常に便利なカゴです。
ちなみにオモリ付き。
【針外し編】
設置タイプ オサカナ外し
バッカンに設置するタイプですのでクーラーボックスには取り付け出来ません。
これは凄過ぎ。外しピンを通すだで自動的に魚が外れます。
サビキで釣った魚に触れることなく素早く外す!
汚れない
コンパクト収納
手返し早い
魚にやさしい
ハンディータイプ 針外し
ヤマシタ(YAMASHITA) はずしっこ3 イエロー H3Y
- 出版社/メーカー: ヤマシタ(YAMASHITA)
- 発売日: 2013/11/04
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設置 タイプの外しピンがハンディー使用になった感じ。
釣れた魚の針元に引っ掛けるだけで自動的に魚が外れます。
【餌編】
チューブ入りサビキ餌
このようなチューブ入りのオキアミがあります。
ブロックタイプと比べるとお値段も割高になりますが、サビキに飽きたり短時間でやめたい時などにとても便利。
蓋を締めて持ち帰って冷凍庫へ入れておけば次の釣行に使い回せます。
毎回余ったアミエビを捨てる事を考えるとトータル的には経済的になります。
又、絞ってコマセカゴに入れるだけなので手が汚れる事もありません。
その他にも各メーカーからも出ております。
マルキュー 「あとは釣るだけ」
800g入り
マルキュー 「アミ姫」
600g入り
ほのかに香るフルーツ系、しっかり粒で高集魚
キャップを開けて絞り出すだけで使えるサビキ釣り用配合エサ。フルーツ系の香りで、アミエビのにおいが苦手な人も安心して使えます。粒のしっかり残ったアミエビが漂ってアピールし、魚の群れを足止めする効果も期待できます。
ヒロキュー「にぎっていれるだけ」
800g入り
岸壁や堤防でのサビキ釣り専用の集魚エサです。容器からそのまま
サビキカゴに絞りだすだけで気軽にサビキ釣りが楽しめます。
又キャップもついているから使用途中の移動も安心。
簡単に使えて手が汚れにくい、ファミリーフィッシングにお勧めの製品です。
【バケツ編】
吸い込みバケツ
バケツの真ん中のくぼみにコマセカゴを入れるとアミエビがコマセカゴに勝手に入ってくれるという代物。
コツは2~3回シャクるとかごがピストンとポンプの役目をし、“3方向の溝”の底からアミエビが上昇し、かごの中に最後までムダなく入るという事です。(画像参照)
これも手を汚さずエサ入れができますね。
よく考えたものだわ。関心します。
まとめ
これ位を揃えておけば大丈夫です。
あとはごご家族で楽しくサビキをして下さい。
釣りの便利グッズというのはメーカーも色々と考えるものですね。
そういうグッズを探し出すのも又楽しいかと思います。
防波堤でのファミリーフィッシングで釣れる魚をまとめてみましたので是非にご参考にした頂きたい。
【防波堤釣り】防波堤&ベランダ&港内 ファミリーフィッシングで狙える魚
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