家族と共に釣りを楽しむ事をファミリーフィッシングと言います。
このファミリーフィッシングも家族構成により釣りの種類も様々とりなりますね。
ここで私の中でですが、ファミリーフィッシングと言うのは小学生以下の子供が居るご家庭に一番当てはまるのではないかと思ってます。
親が付いてないと釣りが出来ない子供達とやるからファミリーフィッシングと言えるのではないかと思うんです。
これはあくまでも私の見解です。
そんな小さなお子様と共に成長させて行くファミリーフィッシングの流を順を追ってご紹介して行きたいと思います。
【ファミリーフィッシングの基本形はサビキ】
先ず初めにファミリーフィッシングの基本形って何かと考えるとやはりサビキなんですよね。
先ずは手っ取り早く簡単にと考えると王道です。
魚を簡単に釣る楽しみを味わうのはサビキしかありません。
釣り初心者のお父様方でも大丈夫。
仕掛けを落として上げるだけで鈴なりに釣りあげるアジやイワシの姿は子供にとって衝撃的ではないでしょうか。
子供の年齢層としては幼児から小学生まで幅広く楽しめます。
仕掛けの費用もそんなに掛かりません。
取り敢えずファミリーフィッシングとやらをやってみようか程度ならダイソーで全てを揃える事が出来ますのでかなり安い仕掛けが出来ます。
詳しくはこちらで参考にしてみて下さい。
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しかし、このサビキを年中続けるのは無理があります。
このサビキと言うのはアジやイワシが周ってくるシーズンしか楽しめませんが釣りと言うのはやり方により一年中楽しめる物なんですね。
そして子供も成長と共に毎年毎日サビキばかりでは飽きが来てしまうんです。
ここで次のステップへと進みましょう。
【落とし込みで自立を目指す】
サビキに飽きて来たら次は何をするか。
サビキで釣れる魚は木っ端ばかりの群がるアタリですよね。
ここで少しサイズUPした魚を狙いましょう。
胴突き仕掛けや簡単仕掛けで足下に落として魚を狙う。
只単に仕掛けをそのまま落とすだけなので至って簡単。
釣れる魚はサビキと違って引きの強い魚になりますので手元に伝わる振動は子供にとって癖になる事間違いなし。
ここで忘れてはいけないのがお子様の身長。
ベランダなど安全柵のあるポイントでは非常にやり辛いので踏み台を使って下さい。
仕掛けは至って簡単です。
市販の胴突き仕掛けを使うも良し。
魚種にあわせて種類も豊富にありますのでとても便利です。
手作りの胴突き仕掛けを使うも良し。
自作胴突き仕掛けの作り方はこちらで参考にして下さい。
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この仕掛けの一番下にナスオモリを付けるだけ。
使うロッドにもよりますがナスオモリは5号位がいいです。
胴突き仕掛けで釣れるのはボトムから低層にいる魚。
木っ端グレや初冬ではカワハギなども釣れます。
オモリは5号を使いますのでお子様にとって重いようであれば簡単仕掛けを使いましょう。
簡単仕掛けはこちらです。
オモリは中通しオモリ2号を使います。
かなり軽い仕掛けとなります。
狙うはボトム。
底に留まっている根魚を狙います。
王道のガシラを始めアイナメやクジメなども。
この二つの仕掛けはサビキと違って年中使う事が出来るのでとても便利。
沈み岩の際や海藻の際に落とし込んでみましょう。
ここに根魚は潜んでいるんです。
ですが釣れる魚種は限られてしまいます。
釣れる魚に飽きてくれば次なるステップ
【ちょい投げでキャストを覚える】
この頃にはお子様も幾分成長して身長も伸びているのではないでしょうか。
ここで教えたいのがキャストですね。
落とし込みで足下に落としていた仕掛けを投げて少し遠目の魚を狙う。
その為にはキャストを覚えなければいけません。
これは息子が初めてキャストそた時の物なんですが非常にぎこちないですね。
当時6歳です。
しかし慣れるにしたがってしっかりとキャスト出来る様になりますのでご心配なく。
子供は吸収がは早いんです。
ここで使っているロッドのサイズは1.8mのロッドです。
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その内にこの様になります。
僅か半年で安定しない踏み台の上からでもこれ位のキャストが出来る様になります。
この当時のロッドは2.1mのロッドです。
こちら ↓ ↓ ↓ ↓
ちょい投げは掛かって来るタイミングなどの魚との駆け引きも覚える事が出来るのでファミリーフィッシングで狙う魚種は広がりますね。
そうなればキスやハゼなども狙う事が出来ます。
簡単ちょい投げ仕掛けを詳しく書いておりますのでご参考にして下さい。
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投げてジッと待っているだけではダメです。
少しづつさびいてアタリを狙いましょう。
投げるのに慣れて来ると多少長いロッドで幾分重い仕掛けも遠投出来るようになります。
そうなればサヨリなどを狙う事も可能です。
この時のロッドは2.6mです。
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子様でも出来るサヨリ仕掛けを詳しく書いておりますのでご参考にして下さい。
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ライト天秤仕掛けでカレイも狙えます。
ここまで来たら後はお子さんに任せましょう。
親のやる事は餌付けとトラブル処理のみとなります。
但し、覚悟していて下さい。
餌付けに加えてトラブル処理は頻繁にあるのでお父様自身の釣りは殆ど出来なくなります。
餌付けマシーン&トラブル処理係に徹して下さい。
その傍らで子供の釣りの成長を暖かく見守ってあげて下さいね。
【まとめ】
我が家の息子はこれが基本形になっておりまして、現在は小学4年生(10歳)ですがナイトゲームに参戦するようになっております。
内容はライトゲームですが今まで日中の釣りで最大8.6ft(2.6m)を投げておりましたのでライトゲームで使う7ft前後(2m前後)のロッドはいとも簡単に使いこなせておりますね。
ライトゲーム用ロッドですので重量もかなり軽いですし。
只、極細PEラインの使用で課題は山積みではありますが。
私的には基本的にファミリーフィッシングと言うのは日中の釣りと言う認識ではありますが今の我が家ではナイトゲームは普通となっております。
これをファミリーフィッシングと言っていいのかは悩む所ではありますが家族揃って行っているのでくくりとしては強ち間違いではないのではないかと。
この様に子供の成長と共にステップUPしていくとファミリーフィッシングの内容がどんどんと広くなって行きます。
先ずはサビキから始めてちょい投げまでコンプリートするのも悪く無いと思います。
子供と一緒に釣りをステップUPして楽しんでみては如何でしょうか。
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