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【ダイソーエギ徹底検証】ダイソーエギとメジャーメーカーエギの違いとは @見比べてみると違いがわかる

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ダイソーのエギは今となっては格安なエギで知られておりますね。

そのエギもシーズンには完売状態の店舗もあります。

ここまで人気となっているのは何と言っても価格に尽きますね。

メジャーメーカーエギが1000円前後で売られているのに対して100円と言う価格破壊。

これがイカに通用するのであればメジャーメーカーのエギって何なんだ?

となってしましますが、やっぱり気になるのはメジャーメーカーのエギと何が違うのか。

これに尽きるのではないでしょうか。

私が実際に今まで使って来た感想ですとそれなりに釣れます。

只、同じ状況下で使い比べるとやはり軍配はメジャーメーカーのエギに上がりますね。

やはりメジャーメーカーのエギと言うのは研究の成果でありますので違いは出て来ますし当然の結果ではないかと思います。

ではその違いとは何かを見てみましょう。

見比べるのはダイソーエギとYAMASHITAのエギで共に2.5号になります。

 

【ダイソーエギのカラー種類】

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今まで色んな店舗を見て回って来た結果ではこの5種類じゃないかと思います。
パープル系・シルバー・グレー・グリーン・オレンジ

渋い時のパープルと王道オレンジは抑えておりますね。

私的にはホワイトカラーがないのが寂しい所ではありますが、しいて言えば真ん中のシルバーカラーが近くなるでしょうか。

【ダイソーエギのサイズ種類】

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2.5号・3号・3.5号

この三種類が出ております。

使い分けとしては

《2.5号》

ケンサキイカ・アオリイカ新子

《3号》

アオリイカ新子・アオリイカ親

《3.5号》

アオリイカ親

この様な使い分けとなります。

【ダイソーエギのボディーカラーの種類】

ボディーと言うのは布の下の胴体部分。

メジャーメーカーもそうですが、このボディーには色が付いてます。

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この剥げて見えている下地の部分ですね。

ダイソーエギはこのボディーに薄い網状の布を巻きつけて作っております。

これはメジャーメーカーでも同じ。 

ダイソーエギの基礎となるボディーカラーには3種類あります。

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ゴールド・シルバー・パープルなんです。

これにカラーの布を巻き付けて色んな種類のエギが作られてるんです。 

【ダイソーエギのボディーと布の種類】

メジャーメーカーもそうなんですが、エギと言うのはボディーの色と覆う布のコレボレーションで色んなカラーが作られております。

更に、それぞれに夜光・グロー・ケイムラ・ノーマルと4種類あるんです。

これはボディー自体を発光させたり巻き付ける布を発光させたりしております。

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メジャーメーカーのエギはこの様に発光する訳ですね。

この発光系が活躍するシチュエーションは『夜』『日中に曇りで海水が濁っている』と言う場面が主になります。

ダイソーエギはどうなのかと言うとボディーと布の発光系は無いんです。

ノーマルボディーにノーマル布の組み合わせとなりますので活躍するシチュエーションは『日中』『夜でも月明かりがあり海水が澄んでいる時』が最適となります。

なので夜が非常に不利となってしまいます。

決して夜で使えない事もないし釣れない事もありませんがイカに対してのアピール力が全く無いのが痛い。

先ずは、ここがメジャーメーカーのエギとの差が出て来てしまいますね。

【メジャーメーカーと大差がない所】

《ボディー形状》

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上『YAMASHITA』下『ダイソー』

ほぼ同じ形状になっております。

大きさも殆ど同じですね。

《アイの形状》

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左『YAMASHITA』右『ダイソー』

アイの形状ですが『YAMASHITA』は楕円形で『ダイソー』は円となっております。

大きさもダイソーが小さい。

しかし、このアイの形状や形はメジャーメーカーでもそれぞれとなっておりますので全く問題はありません。

メジャーメーカーのエギによってはアイの取り付け位置が上に付いている物もあります。

只、ダイソーは作りが雑な為に接着剤で穴が塞がっている物も稀にありますので、そんな場合は尖ったもので穴を空けましょう。

《ウイングの形状》

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左『YAMASHITA』右『ダイソー』

ウイングとはボディーの左右に付いてる手の様な鳥の羽なんですね。

何の為に付いているのかと言うとフォール時のバランスを保つ為らしいです。

実際にどの位の効果があるのか分かりませんが殆どのエギには付いているアイテムです。

これはメジャーメーカーでも左右が多少のバラツキはありますね。

しいて言えばダイソーのウイングは大きいですが、かといって気にする程ではないと思います。

《目玉サイズ》

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左『YAMASHITA』右『ダイソー』

ダイソーは小さい円らな瞳となっている様に見えますが実際はほぼ同じサイズです。

取り付ける場所が細い先端部分に取り付けると大きく見えてしまいます。

目の錯覚なんですねぇ。

《シンカーの形状》

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左『YAMASHITA』右『ダイソー』

シンカーとはオモリの部分になります。

メジャーメーカーでは水の抵抗を考えて削り出しをしたりしておりますがメーカーにより形状は様々なのでどれが良いとは一概に言えません。

なのでダイソーのこの形状もこれはこれでいいと思います。

 

【カンナの違い】

見た目の一番気になる所がここなんですね。

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上『YAMASHITA』下『ダイソー』

カンナの大きさなんです。

針の本数は同じなんですが見てお分かりになる通り一回り小さいんですね。

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左『YAMASHITA』右『ダイソー』

そして懐となる付け根の部分が非常に浅く針が短い。

この針の長さはメジャーメーカーでも様々となりますが私的に気になるのが懐なんです。

このカンナと言うのはイカを掛ける重要部分となるんです。

如何に掛かったイカを出来るだけ逃がさないかはこのカンナに掛かってます。

特に足などの掛りが浅い場合は懐が浅いとバラし易くなってしまいます。

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これはカンナにイカの足が絡み易くなっているかどうかなんですね。

そうなるとダイソーエギはイカの掛かりが浅い時に不利になります。

更にダイソーエギのカンナは針先が太く甘いです。

ここでもイカへの刺さりで引けを取ります。

と言う事は浅い掛かりだとバラす確率は高くなりますね。

【フォール姿勢の違い】

イカがエギに掛かる瞬間はどの様な時かと言うとシャクリからフォールに入った時なんです。

なので非常に重要な動きとなります。

では実際にどの様なフォール姿勢に入るのか実際に沈めてみました。

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メジャーメーカーのエギがダイソーエギより鋭角になっているのが分かると思いますが、エギ自体の重さは両方とも11gで同じなんです。

先ず、重さが同じなんで『秒/m』の違いは出て来ません。

重さが同じでフォール姿勢がここまで違う原因ですが。

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上『YAMASHITA』下『ダイソー』

私が思うに恐らくカンナの取り付け位置によるのではないかと。

YAMASHITAのエギは先端から0.9㎝の所から取り付けているのに対してダイソーエギは1.4㎝の所からの取り付けとなってますね。

やはり重心が後ろに来てしまいますのでダイソーエギが0.5㎝前に取り付けていると同じ様なフォール姿勢になるのではないかと思います。

フォール姿勢でのエギの動きの違いを見てみると。

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左『ダイソー』右『YAMASHITA』

フォールに入るとこの様な角度の沈み方になります。

YAMASHITAのエギは垂直に近い角度で沈むのに対してダイソーエギは斜めに長く沈んで行きます。

重さは同じなのでダイソーエギは若干早く移動しますね。

ここで見て頂きたいのはイカが目視して捕食に動いた時の移動距離が違って来るんです。

同じカウントでフォールさせた時にどちらが早く捕食させる事が出来るのかは一目瞭然で YAMASHITAのエギなんですね。

フォール移動距離が長いとイカの捕食タイミングを逃す事になるんです。

ここでもダイソーエギは不利になりますね。

【まとめ】

私の目に付く所の見比べをご紹介しましたが、決してダイソーエギで釣れない事はないんです。

実際に私も息子もダイソーエギで釣っております。

イカを釣るに対してはダイソーエギでも全く問題なくエギングが楽しめると思いますね。

只、メジャーメーカーエギと比べるとどうなのかと言う部分はこの通りとなります。

やはりメジャーメーカーはそれなりに研究を経てのエギになりますので、やはりそれなりの価格と釣果は出て当然かと思いますが100円と言うダイソーのエギはそれなりの魅力はありますよね。

むしろ、100円でここまで作れるのかと言う驚きが大きいです。

そして何と言っても価格的にロストしても痛くない。

根がある所でも気にせず攻められる所は心強い。

エギング初心者の方の慣れるまでのエギにはいいのではないでしょうか。

最近はダイソー店舗で釣り場縮小やエギを置かなくなった店舗も増えているみたいですので、この先は入手に難しくなって来るのではないでしょうかね。

 

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