神明の夏の風物詩と言えば言わずと知れた剣先イカ。
神明間の至る所で釣れます。
以前に神戸で釣れないかと神戸空港ベランダでやってみたがダメでした。
やはり神明方面じゃないとダメみたいです。
姫路方面まで行くとヒイカと言うのがライトエギングで釣れるらしいが神明間では釣れません。
地域限定の風物詩と言うのはあるものですね。
この剣先イカはシーズンが非常に短い。
恐らく1ヶ月位じゃないかと思います。
釣り方はエギングではなくライトエギングで狙います。
ライトと付くだけあってタックルはライトタックル。
私はチューブラーティップのメバリングタックルをそのまま使っております。
これは神明間での陸っぱりからは大きな剣先イカが掛かる事は滅多にないのでこのタックルで十分。
お手軽に使い回して剣先イカをGETしましょう。
但し、大きな剣先イカがよく掛かる場合はタックルサイズも少し変わりますので要注意。
それではどの様な道具が必要かご紹介しましょう。
剣先イカがどうして神明間で釣れるのか
剣先イカの習性として潮の流れが速い海流を好みます。
流れが速い海流でしかも陸っぱりから激流を体感出来るのが明石海峡となります。
そして剣先イカは海流の強さを得られる場所に限られます。
これが神明間で陸っぱりから剣先イカが釣れる理由となっております。
シーズン
地域により時期は様々ですが神明での毎年開幕時期は7月下旬位~8月下旬位になります。
僅か1ヶ月のお楽しみとなりますので頑張りたい所。
この時期は至る所のポイントには入り切れない程のアングラーが集まりますのでトラブルが無い様に場所の譲り合いの心を忘れない様に心掛けましょう。
エギ
2号〜2.5号のエギ
剣先イカのサイズが小さいのでエギも小さめを使います。
開幕序盤は2号エギで終盤には2.5号を使う流れ。
釣れる剣先イカのサイズを見極めて使うといいでしょう。
ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王Q LIVE 2.0号 6.5g ピンク虹グロー R32 EOQL2R32PNG ルアー
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ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 Q LIVE ベーシック 2.5号 10g ウミトカゲ/ケイムラ R28 UTG ルアー
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最近ではライトエギング専用のエギが出ております。
剣先イカを含めた小型のツツイカ専用エギとなってますので初心者の方はこちらを選ぶと分かり易いかも。
お勧めはYAMASHITAのナオリーベーシックが非常に扱い易い。
エギサイズは1.5号・1.8号・2.2号となってます。
私的には序盤は1.8号で終盤は2.2号の使い分けをお勧めします。
ヤマシタ(YAMASHITA) エギ ナオリー RH グロー 1.8号 5.5g コノシロ/490グロー N04 ルアー
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ヤマシタ(YAMASHITA) エギ ナオリー RH B 2.2号 8g レッドヘッド夜光 B03 ルアー
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ロッド
チューブラーティップの張りのあるアジングロッドで7ft前後が使い易い。
エギの重さが2号が7g・2.5号が11gありますのでソリッドティップだとティップが柔らか過ぎて上手くシャクる事が出来ません。
チューブラーティップでルアー表示MAXが10gのロッドを選んで下さい。
このタイプのロッドのPEライン適合サイズは0.1~0.6号が殆どだと思います。
PEライン適合サイズを超えるPEラインを使う場合はガイドとの摩擦により飛距離が落ちてしまいますので要注意です。
それと摩擦により傷みも早くなります。
《PEライン ~0.6号使用 オススメはこちら》
リーズナブルでオススメです
メジャークラフト アジングロッド スピニング 3代目 クロステージ アジング CRX-T692AJI 6.9フィート 釣り竿
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メジャークラフト アジングロッド スピニング ファーストキャスト アジ チューブラー FCS-T682AJI 釣り竿
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《ライトエギング専用》
ライトエギング用の専用ロッドも出ております。
この専用ロッドだとエギサイズとPEラインの適合サイズの選択幅が広がりますのでライトエギング初心者には非常に使い勝手の良いロッドです。
メジャークラフト エギングロッド スピニング ソルパラ SPS-782EXL 7.8フィート 釣り竿
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リール
ライトゲームとなりますので大きいリールは必要ありません。
重いだけです。
使うのは 2000番クラスのリール。
スプールは浅溝スプールでも構いません。
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ライン
一般的に基本は1号前後となってます。
これは恐らく大きい剣先が釣れたりアオリイカなどが掛かる場合があります。
その時のラインの強度が1号前後あった方が重さがあってもラインが切れる事無く上げれるからじゃないかと思いますが神明間で釣れるそこそこの剣先イカのサイズのみを狙うならそれ以下のPEラインのサイズでも全く問題はありません。
と言うより使うロッドがアジング用のロッドになりますので必然にPEラインMAX表示は0.6号となっている物が多いので当然に0.6号までのライン選択となりますね。
私はPEライン0.3号~0.6号でやる事が多いです。
0.3号の時はメバリング用をそのまま使っているからですが、その時に空いているリールが0.6号でもそのまま使用してます。
この0.6号と言うのはアオリイカ狙いの時の太さです。
0.3号~0.6号と言いましてもメーカーにより同じサイズでも太さが違います。
私が使っている中では最低で0.3号ですがこれも同じです。
メーカーにより細すぎる0.3号では切れる場合もありますので一概には言えない訳ですね。
ⅼb(ポンド)表示で言うと最低で7.2ⅼb以上のPEを使って下さい。
それ以下だと不安があります。
《PEラインの太さの違いの影響》
サイズの違いでの影響は細いラインになる程若干ですが飛距離が出ますがその代わりに根掛った時にPEから切れ易くたりしますのでエギの回収率は悪くなりますね。
その度にリーダーも結束をし直さなければなりません。
そして細いラインで思わぬ大きなイカが掛かった場合は中半諦めて下さい。
当然に根掛かった時の回収率を考えると太い方がエギの確率は高くなるますが若干飛距離は落ちます。
この違いです。
ゲームに関してはそんなに神経質になる事ではありません。
初心者の方は細すぎるラインはライントラブルも多くなりますし大きいイカが掛かった時に不安であれば扱いやすい0.6号が使い易いくオススメです。
ちなみに私の息子は0.6号~1.2号(22.2lb)でやってたりしますがこの場合はアジング用のロッドではなく長さが7ft位のライトゲーム用ロッドでML(ミディアムライト)を使っております。
以前にこの息子のタックルでアオリイカの親イカが掛かって来た事がありましたがたまたま1.2号を使っていたので抜き上げれましたが私の0.3号タックルだったらラインブレイクです。
《最低0.3号のオススメはこちら》
Rapala(ラパラ) PEライン ラピノヴァX マルチゲーム 150m 0.3号 7.2lb ライムグリーン RLX150M03LG
- 出版社/メーカー: ラパラ(Rapala)
- 発売日: 2011/05/04
- メディア: スポーツ用品
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ラパラは海外メーカのPEラインです。
標準より太目のラインになりますが価格は非常にコスパとなってます。
ラパラの3号のlbなら安心して使えます。
私のライトエギングの0.3号はこのPEです。
※(社)日本釣用品工業会釣糸部会制定の『PE糸の太さ標準規格』に照らし合わせると7.2lbは0.3号~0.4号の中間の太さになります。
《注意ポイント》
『お手元にあるPEでやって下さい』と書きましたが使うロッドの適合PE号数内にして下さいね。
私のライトゲーム用のロッドは適合PE号数が0.1~0.6号なので使うPEは0.6号がMAXです。
オススメの0.8号だと適合PE号数の範囲内に収まるロッドを使った方がいいですね。
適合以上の号数だとガイドとの摩擦により飛距離か落ちたりします。
多少の範囲外では大丈夫だと思いますが余りにも号数が違い過ぎると最悪は摩擦によりロッド破損の原因にもなりかねませんので出来るだけロッドに合ったサイズのPEラインを使う様にしましょう。
使うロッドの適合PE号数を把握しておいてくださいね。
ショックリーダー
フロロカーボン2号前後。
長さは50~60㎝を使います。
《オススメはこちら》
コスパでオススメ
釣り方
キャストした後に狙うレンジ(水深)までカウントを数えながら落とします。
よく分からない様なら適当なカウントから初めて下さい。
やりながらカウントを変えて探って行きましょう。
エギングみたいに大きいシャクリは全く必要ありません。
むしろ大きくシャクってはダメ。
軽~くチョンチョンと3回~5回エギを動かします。
エギの重さを感じた位でのシャクリですね。
その後フォール。
3カウント程落としてから又軽~くチョンチョンと3回~5回エギを動かしてフォール。
この繰り返し。
このフォール時にグッと重さが掛かるとHitです。
慌ててフッキングしないで下さい。
アタリがあり一呼吸置いてエギが沈んだかなという所で軽くフッキング。
強くフッキングしてしまうと剣先イカの細い腕が切れてしまいますので要注意。
優しくしっかりと剣先イカにエギを抱かせましょう。
注意事項
剣先イカをやっているとやたらと海面をヘッドライトで照らしながらやってる方が非常に多いです。
恐らくイカ釣り漁船などで漁火で照らしながらやっているから同じ様にヘッドライトで剣先イカが集まるのではないかと思いやっていると解釈しておりますがハッキリ言ってイカは散ります。
イカは強い光が苦手です。
イカ釣りの漁火に寄ってきても周りを泳いでるのではなく船の下(影)に潜り込ませてるんですね。
なのでヘッドライト程度ではで照らしても寄っては来ませんし散らしてしまいます。
この行為は回りからすると非常に迷惑となります。
中には手元を照らしながらやっている方も多いですがこれも海面をチラチラと照らしてしまうので非常に迷惑な行為です。
恐らくビギナーであればラインの出方や手元の操作が見えないので手元を照らしながらてやってるのでしょうが夜釣は感覚での釣りです。
不安なら明るい内にしっかりと感覚を体に叩き込んで夜釣に挑みましょう。
一般的な夜釣のマナー
・海面を照らさない
常夜灯は一定して海面を照らし続けるのでプランクトンが集まり魚も寄って来るがヘッドライトで不安定に照らす程度では魚に警戒心を与えて散ってしまうだけで周囲の人達に多大な迷惑を掛けることとなります。
・ライトを点ける時は海を背に向ける
釣った魚の確認やタックルの変更などでライトを点ける事は当然必要ですがその時は海面を照らさない様に海に背を向ける配慮が必要です。
周りを見渡して人を照らしてしまうと非常に眩しく迷惑なでけでなくテトラや堤防などでは非常に危険ですので周りを照らさない様に注意しましょう。
最近は高性能の広範囲を照らせるライトがありますがトラブルの元にもなりかねませんので特に気を付けて下さい。
置き型のランタン型のライトも同じ事です。
光が海面を照らさない様に体でさえぎって用が済んだら消す様に。
決して足元で点けっ放しにしないで下さい。
まとめ
色々と書きましたがまとめてみましょう。
《エギ》
開幕序盤は1.8号か2号でスタート
終盤は2.5号。
※その都度で釣れるサイズを見極めてエギチェンジ
《PEラインに関して》
・使うPEラインはメーカーのlb(ポンド)によりますが0.3号(7.2ⅼb)~0.6号。
それ以上だとロッドの適合PE号数を確認で有った号数を使う。
※PEラインの太さはさほど気にする事は無い
《ロッドに関して》
アジングのチューブラーティップのロッドを使う。
PEラインの号数が太い場合はライトゲーム用のML(ミディアムライト)のロッドを使う。
※ソリッドディップは使わない
《ショックリーダーに関して》
2号前後ですがそれ以上でもそれ以下でも可能。
※なるべく1号以下は使わない方がいい
とこんな感じでしょうか。
エギングロッドでは2号エギの重さを感じにくくなりシャクった感じがしませんので必ずライトゲーム用ロッドかライトエギング用ロッドを使用して下さい。
夜釣のマナーですがライトに関しては見るに見兼ねて数回注意をした事がありますが次から次へと後は絶ちませんね。
これは剣先イカに限らずライトゲームでも非常に多い。
その点、年齢問わず餌釣り師の方々ではそのような方は殆ど見ません。
この違いって何なんでしょうね。
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