少し前からポートアイランド北公園に『釣り禁止』の張り紙があるとの噂を耳にしており、かなり気にはなってたんですが見に行く時間が取れずなかなか確認に行く事が出来ませんでした。
ここの所、神戸のあちらこちらのポイントで『釣り禁止』の看板が立ち始めており、港に限らず、えっ⁉こんな所もっ⁉と言ったのも珍しくは無く、段々と神戸の至る所で釣りが難しくなって来ております。
このポートアイランド北公園も1年半前からヤバイかなと言う空気はあったんですけどね。
何とか耐えてくれと言う思いで見に行って参りました。
結果を先に言いますと
釣り禁止
になってますね。
しっかりとこの様なプレートが数枚柵に貼り付けられてます。
以前に撮った画像と見比べてみましょう。
こちらは1年半前の同じポイントの画像ですがご覧の様に柵にプレートはありませんでした。
プレートには何故に釣り禁止かと言う理由も記入されてます。
船舶航行の妨げの恐れがあり危険
との理由だそうです。
確かにこの様に船舶が頻繁に行き来しており距離もかなり近いですから当然かと。
この釣り場ってジグをぶん投げるアングラーが多過ぎ。
仕方がない結果かと思います。
が
だったら神戸空港ベランダみたいに『投げ釣り禁止』でいいんじゃないか⁉
と思う訳ですが、全面釣り禁止になってると言う事は船舶云々と言うのは建前で、神戸市としては
ここで釣りをするんじゃねーよ‼️
と言う事なんでしょう。
だってここら辺一帯を夜景スポットにする計画みたいですからね。
釣り人は目障りだと言う事です。
このポートアイランド北公園が釣り禁止になる兆候は1年半程前からありました。
詳しくは過去記事で⇩
《ポートアイランド北公園も釣り禁止か⁉》
しかしね、今回の釣り禁止以前にこのポートアイランド北公園は臭いし汚い。
人気スポットだから故に釣り人も多くマナーも悪い。
ポートアイランドに住んでたとしても散歩に行く気はしないですよね。
とにかく臭いが凄い。
ゴミは激しく散乱していないもののゴミ箱が釣りゴミ満杯で溢れんばかり。
公園のゴミ箱は釣り人の為のゴミ箱じゃない‼
と言うより最近の公園ではゴミ箱の設置というのは余りやっておりませんので、もしかしたら釣り人のゴミが酷いので苦肉の策に設置したのかもしれませんが臭いの原因は釣り餌の袋のゴミ。
特にサビキに使ったアミエビの袋を洗わずにそのまま捨てれば悪臭と化す。
洗って捨てる以前に自分で出したゴミは持ち帰れよと思う所です。
休日には早朝から釣り人が柵を埋め尽くし散歩の人が柵越しに海を眺める事など叶わぬ夢で地元住民は近寄らない公園。
本来の公園の機能が果たせてないのであれば神戸市がテコ入れをするのは理解出来ます。
恐らく地元住民から神戸市に苦情は上がってるのだ思います。
だって本来は釣りの為の公園じゃないんですから。
理由はどうであれいずれは釣り禁止になってたでしょうね。
これで又一つ神戸の釣りポイントが無くなりました。
神戸の釣りポイントで柵が有って子供にも安心してファミリーフィッシングが出来る数少ないポイントだったんですが残念です。
ここでファミリーフィッシングの親御さんにお願いがあります。
今までもこの北公園でファミリーフィッシングを楽しんでいたご家族も多いと思いますが、絶対に釣り禁止の場所で子供を連れて釣りをしないで下さい。
子供に釣り禁止の場所でも釣りはやって良いと教える事になりますので。
子供さんの釣りのマナーは親御さんが教えて行かなければなりませんから自覚を持って下さい。
周りの大人の方も同じです。
子供達にその様な所を見せないで頂きたい。
これは釣りマナーに限らず一般社会でのルールですから。
北公園だけではない
ポートアイランド北公園ってどの範囲だと思います?
神戸大橋の真下の部分(ピンク色の所)が北公園なんですね。
北公園には東側と西側に連結した水上警察と水上消防署の港があり堤防が伸びてます。
港ですから当然に北公園ではないんです。
が
やはり北公園の釣り禁止に伴って隣接している堤防でも同じ様になってます。
1年半前の画像ですが以前は何の警告もなくすっきりした堤防でした。
しかし今は違います。
西側の堤防、こちらにもしっかりと柵に釣り禁止のプレートがあります。
この様に入り口付近には『関係者以外立ち入り禁止』のプレート。
しかも柵にロープで壁まで作られてましたね。
北公園の釣り禁止に伴って明確な意思表示であり釣り禁止の本気度が伝わって来ます。
やはり公的機関の港ですから当然と言えば当然です。
堤防には水上消防署の船舶が係留されている訳ですからね。
陸で言えばパトカーや消防車の駐車場所ですから今までが『立ち入り禁止』になってなかったのが不思議な位で当然の処置かと思います。
東側の堤防ですがここは水上警察の船舶が係留されております。
こちらも1年半前の画像ですが以前から堤防手前の所は『関係者以外立ち入り禁止』区域でした。
堤防には何ら表示も有りませんでしたが今回は違います。
入り口には以前には無かった『関係者以外立ち入り禁止』のプレートが付けられてました。
と言う訳で今はポートアイランド北公園周辺一帯が全面釣り禁止になってしまった訳です。
残念ながら壊滅ですね。
まとめ
この様に北公園一帯が『釣り禁止』になってしまいました。
今回見に行ってみると北公園一帯では釣り禁止にも関わらず平日の朝から多くのアングラーが釣りをしてました。
両脇の堤防にもかなりの釣り人。
相変わらず船の通り道にジグをぶん投げてたり釣り禁止のプレートに竿を立て掛けてたり。
ロープを張られてても隙間を見付けてジグを投げる。
プレートやロープを目にしてどの様な気持ちでやっているんでしょうか。
非常に一般常識的に理解に苦しむ光景でした。
だから無くなったんです‼
只、救いはプレートに『警察に通報します』の記載がない事ですが、やはりダメなものはダメですから事が大きくなる前にアングラーの皆さんは行動を慎んだ方がいいかと思いますが、『釣り禁止』にしても何ら状況が変わらない場合の神戸市の次の一手はどの様な対策を打ち出して来るのでしょうかね。
やはり表示に『警察に通報します』となるのでしょうか。
ちなみにポートアイランド西側にあるポーアイしおさい公園ですが、ここは以前から釣り禁止となっておりプレートには『警察に通報します』と記載され見回りも来ておりますので間違っても釣りはしない様にして下さい。
そして他の釣り場にしてもいかなる場所でも自分の出したゴミは自分で責任を持って持ち帰りましょう。
釣り人としての最低限のマナーです。
それすら出来ない方は
釣りをする資格は有りませんっ‼
良識あるアングラーにとって非常に迷惑な存在ですっ‼
こんな記事も読まれてます