前回のゲームで2回も折れてくれたジグヘッドのフック。
1ゲームで2回も折れたのは初めてです。
使ってたのはオープンゲイブのフック。
しかも、しっかりとフッキングさせたはずがバラシ多数。
確かに今まで使っていた軽量ジグヘッドとは少し用途が違う所もありますが、今後のゲーム展開もありますので詳しく調べた方がいいかと思い見比べてみました。
今回見比べるのは私が使っているこちらのジグヘッド。
『レベロク マメアジヘッド1g#14』
『アジメバアーミー0.4g#14』
この2つです。
二種類のジグヘッド
このそれぞれのジグヘッドは25㎝オーバーを釣った時の物です。
上の『レベロク マメアジヘッド1g#14』は27㎝を上げました。
全く無傷でした。
下の『アジメバアーミー0.4g#14』は今回25㎝を上げました。
キャッチ直後に折れました。
しかもバラシ多数。
同じ#14でもフックの違いが分かりますか?
そもそも基本的にこの2つのフックの用途が違います。
【形状】
『レベロク マメアジヘッド1g#14』はストレートゲイブですが『アジメバアーミー0.4g#14』はオープンゲイブと言う形状になっております。
オープンゲイブとは
ゲイブとは針先からオモリから出ている部分の間の空間の事をいいます。
針先が外向きに広がっている事をオープンゲイブと言います。
餌釣りで言うとネムリ針の逆バージョンと言った所でしょうか。
オープンゲイブの利点とは
針先が外に出ているので魚の口に引っ掛易いと言う所。
魚の口の形状によりますが食いが浅いショートバイなどに威力を発揮します。
特にアジやメバルなどには最適です。
オープンゲイブの欠点とは
私が使ってて感じたのは弱い口元に掛かり易いのでバラシが多くなる。
それ以外に針先が外向きになっているので魚が爆ぜると抜けやすい。
今回の2つを見比べてみる
改めて今回の2つを見比べてみましょう。
まず、決定的に違うのはフックの太さ。
お分りになりますか?
同じ#14でもこの太さの違い。
これはメーカーによるものだと思いますがこの2つメーカーで見比べると明らかに違います。
ここが決定的に違う所でしょう。
ここで『レベロク マメアジヘッド1g#14』の包装紙の説明文を見ますと。
『約12㎝~20㎝前後のアジ。18㎝前後までのメバル』と表記しておりますが、私は27㎝を上げました。
今まででゲーム中に折れた事はありません。
根掛かった時に強引に引き抜いても折れずにフックが伸びて帰ってきたりします。
『アジメバアーミー0.4g#14』の包装紙にはここまで表記しておりませんので比べ様がないのですけどね。
決して『アジメバアーミー0.4g#14』が悪いと言ってる訳ではありません。
このフックは『アミパターン攻略専用に作られたフック』と言う事です。
なので用途が違う訳です。
※アミパターンとは
アミとは小さいエビや動物性プランクトン等の総称です。
それを積極的に捕食している状態の事。
私が思うには小魚の捕食時と違いアミパターンは口の開け方が小さい為にショートバイトが多いのではないかと。
なので『アミパターン攻略専用に作られたフック』と言うのは、その状態に特化した専用フックだと思います。
オープンゲイブの掛り易さの秘密
ワームを刺した状態で露出しているフックを見て頂ければ分かるとおもいます。
オープンゲイブフックもメーカーにより様々ですが今回は『アジメバアーミー0.4g#14』での見比べになります。
●フックポイントが後ろにある
これは食いが浅いショートバイト時に有効ですね。
●フックの懐の深さ
アゴが出ている分吸い込まれた時に掛かり易い
●フックが外向き
アジのように吸い込んですぐ吐き出す魚に対してもフッキング率がかなりいい。
フッキング角度
この様に角度の違いは一目瞭然です。
角度の幅がかなり広い。
と言う事はフッキングが浅くても掛かり易い訳ですね。
その反面、角度が広い分バラス幅も広くなる。
結論
オープンゲイブと言うのは早掛けタイプと言う事でしょうね。
ファイトを楽しむのでは無く掛かれば一気に引き抜くと言う感じが良いのかと思います。
まとめ
使っている感じでは非常に掛かりはいいですね。
その分バラシが多いですが。
なので一気に抜き上げる方がいいですね。
アタリがあってフッキングをさせた後にどれだけの短時間で抜き上げるか。
ここがポイントになってくるような気がします。
折れる事に関してですが、これはメーカーにより太さも違うと思いますので何とも言えませんが、私が使っている『アジメバアーミー0.4g#14』で言えば#10もあるようなので次回はこちらに切り替えようかとおもってます。
しかし、アミパターンでやるには極力小さなフックの方が違和感なく出来そうな気もするのですがね。
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