初夏の風物詩のテナガエビ釣り。
我が家も毎年楽しみにしているファミリーフィッシングの一つとなっております。
テナガエビ釣りをするには当然に専用仕掛けが必要となります。
専用仕掛けがある=自作は複雑で面倒くさい
と言うイメージってありません?
そんな事はありません。
簡単に済ませるにはメーカーにより専用の仕掛けが売っておりますが毎回事や毎シーズン事に買い替えるのも非常に不経済です。
特にファミリーフィッシングとなると経費も倍になります。
テナガエビ仕掛けは簡単で専用仕掛けを買うよりリーズナブルに作れます。
そして一度パーツを揃えれば数年は使い回せます。
言うなれば2年目以降当分は仕掛代は無料ですっ‼
【テナガエビの仕掛け】
テナガエビ仕掛けには2種類あります。
・玉ウキタイプ
・シモリウキタイプ
はっきり言って玉ウキタイプの方が使い勝手はいいです。
シモリウキは感度が抜群にいいんですが水が濁っていると全く見えません。
なのでお勧めは玉ウキタイプです。
【市販品でのお値段】
正直な所どの仕掛けもそうですが市販品がセッティングは簡単で面倒臭くない。
市販品って至れり尽くせりなんですよね。
その分お金は掛かります。
価格は250円前後で一人分では微々たるものですがファミリーフィッシングでの人数分となるとそれなりの経費となります。
これだけでは心もとないので替え針は当然に購入します。
エビ針200円前後となります。
【玉ウキタイプに必要なパーツ】
・ライン 0.8号
・エビ針2号ハリス付(ハリス0.4号)
・玉ウキ(3号)
・ハリス止め
・ゴム管(うきゴム)
・がん玉(ジンタン)
これだけあれば作れます。
餌釣りをしている方であれば玉ウキ・ゴム管・がん玉はお手元にあるのではないでしょうか。
場合によってはハリス用に0.8号のラインがあるかもしれませんね。
そうなると後はハリス留め・針を揃えるだけ。
既に手元にあるアイテムを使い回せて作る事が出来る。
《フロロライン 0.8号》
ラインなんですが擦れに強いフロロカーボンがお勧めです。
特にフロロラインは沈みが早いので軽い仕掛けには最適です。
実際に一回に使う長さは、長くても3m弱ですからショックリーダーを使い回しても十分に足りてしまいます。
私は今は使っていないライトゲーム用のフロロライン0.8号がありますので使い回しています。
《エビ針2号ハリス付(ハリス0.4号)》
エビ針のサイズは2号。
ハリスは45㎝の長さがあります。
《玉ウキ(3号)》
玉ウキは3号ですがない場合は4号でも大丈夫です。
《ハリス止め》
非常に小さいアイテムとなりますので落としてしまわないようにご注意を。
このハリス止めと言うのは針のハリスを咬ませるだけの針交換には非常に便利なアイテムとなります。
このアイテムはテナガエビに限らずサヨリ仕掛けにも使い回せるのでかなり重宝しますね。
《うきゴム》
チューブタイプは切って使います。
小分けになっているのもありますのでご都合により選んで下さい。
《がん玉》
玉ウキ3号又は4号使う場合はがん玉(ジンタン)7号(G7)が目安となります。
サイズ別の小袋もありますが数種類のサイズが入ったケースなどがありますので1つ持っていると何かと便利です。
【玉ウキ自作仕掛け全容】
竿はぶっちゃけ短ければ何でもいいです。
ガイド付きの振出竿や並継竿など専用竿でなくても全く問題なし。
私はダイソー竿でやっております。
様は穂先に仕掛けが結べれば大丈夫です。
テナガエビ釣りのアタリはウキの沈み込みや移動で見極めますので竿の長さだけ気にして下さい。
私的にはテナガエビ釣りは子供の頃にやってたザリガニ風情を楽しむなら専用竿が断然いいです。
只、気を付けないといけないのは狙うポイントの距離です。
少し遠目のボイントを狙うには長目の竿がいいですが足下に落とすなら短い竿が使い勝手がいいので、ポイントに合わせた長さの竿を選ぶ事か大切。
完成仕掛け全容はこんな感じですね。
順番にアイテムを付けて行くだけです。
【セッティング】
①
ラインを竿の穂先に結びます。
長さは竿と同じ長さか若干短い位で切りましょう
ラインの太いさは0.8号です。
②
ラインに小さく切ったゴム管を通します
③
ハリス止めをラインに結びます
④
ハリス止めにハリス付針をかませます
付け方か至って簡単です。
ハリス止めを支点にクの字に引っ張るだけ
⑤
ゴム管に玉ウキを仮止め
ウキの大きさなんですが小さければ小さい程アタリが取りやすいです。
サイズは3号。
⑥
先ずはハリス止めの上辺りに適当な重さのジンタンを軽く咬ませます。
※取り外しが出来るように必ず軽く咬ませて下さい
後は実際にウキを浮かべながらウキの頭が少し出る位の重さのがん玉に調整しましょう。
コツとしては感度を良くする為にウキの浮力ギリギリで調整する事。
玉ウキ3号を使う場合はがん玉7号が目安。
⑦
ウキの調整が出来たらタナの深さまでウキを引っ張り上げて出来上がり。
【エサは何を使う?】
《赤虫》
基本となる餌とでチョン掛けで使用します。
シーズンになると在庫切れが頻繁にありますのでお気を付けて。
かなり小さいです。
こんな感じでチョン掛けして下さい。
《イシゴカイ》
赤虫の在庫が切れてるからと言って落胆しないで下さい。
その時はイシゴカイでも十分に対応出来ます。
細かく切って針に刺して下さい。
《カニカマ》
最悪はこれでも釣れます。
コンビニに走りましょう。
【便利道具】
エビ針は非常に小さく赤虫も非常に小さいです。
しかも滑り易いので非常に指しにくい。
そして釣れたテナガエビが針を飲み込んでいる時は非常に針が外し辛い。
むりやり外すと死んでしまいます。
そんな時に便利なアイテムがあります。
《マルシン漁具 虫エサつかみ》
赤虫を付ける
これの凄い所は先端部にウレタンを装着している所。
挟んだ時に虫エサを潰す事無く挟む事が出来き、表面に紙ヤスリのような滑り止めが付いてますので滑る事なくしっかりと掴めます。
《ピンセット》
これが無ければ針を飲み込んでしまったテナガエビの場合は活かして持ち帰る事が難しくなります。
【まとめ】
このような感じのアイテムで簡単に仕掛けは作れるのですが餌釣りをしている方は使い回せるアイテムが殆どなのではないでしょうか。
私の場合はエビ針だけ購入すれば全てが揃いました。
そうなると仕掛けに関しては殆ど経費は掛かりません。
全アイテムを揃えるにしても毎年使い回せて毎回家族分は十分に補えるので使い回せる分非常にリーズナブルとなります。
思い切って自分で仕掛けを作ってみては如何でしょうか。
テナガエビ釣りのススメは過去記事にまとめてますので参考にして下さい。
【↓↓↓簡単テナガエビ釣りのススメ↓↓↓】
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