以外と知らない針外し
以前にお隣で釣りをしていた3人の若者グループが釣れた魚の針を巡って騒いでおりました。
どうやら奥に引っかかって取れないらしい。
釣れた魚はアナハゼ。
若者達はどうやらアナハゼを知らないらしく見た目で触りたくない様子。
まぁ気持ちは分からないでもないですが。アハハ
【アナハゼ】
WEB魚図鑑より
http://zukan.com/fish/internal317
拾って来た枝を突っ込んでみたりハサミで針を挟もうとしたりと色々と試してみるも全くダメな様子。
アナハゼに触ろうともしないのでそうそう上手くはいきませんわ。
しまいにはハサミで口を切ってしまえば?と言う発言まで出る始末。
それではアナハゼが可哀想と慌てて私が針外しを持って話し掛けました。
何の魚ですか?毒はあるんですか?と矢継ぎ早に質問され、アナハゼの説明。
針外しを渡すも使い方がわかなない様子。
針外しを知らないらしい。
仕方ないので使い方の説明しながら私が外してあげました。
針外しとは
シンプルなものはこのような物です。価格が一番安いやつ。(20年物です)
針が口先に掛かっていれば手で取れますが飲み込まれた時、口の中に引っ掛かって指が届かない時に使います。
使い方は至って簡単。
針外しの穴にハリスを通します⇩
次に針外しの先を滑らせながら針まで持って行きます。
その時にハリスを引っ張って張りを持たせてるとやり易いです。⇩
針まで来たら魚を持って(又は魚の口)針外しをグット奥に押し込みます。
そうすれば簡単に外れます。⇩
外れた後はハリスと針外しを一緒に持って(針外しに針が通っている状態)引っかからないように注意して引き出します。 ⇩
針外しは種類も色々とあります。
100均にも売っております。
バリエーションも豊富でそれはそれでいいのですが一番大切なのは実用性です。
魚の口の大きさは様々ですね。
それに見合った大きさの針外しでないといけません。
一般的に『大は小を兼ねる』と言いますが針外しに関しては『大は小を兼ねない』です。
口の小さい魚に大きいサイズの針外しは入りません。
なので数種類の大きさの針外しを用意しないといけません。
私のオススメは画像にも使っているシンプルな針外し。
3本セットになっており大中小とそれぞれの大きさが違います。
大きさの違う3本が1回の購入で揃います。
この中の一番小さい針外しは重宝します。
フグやベラの小さい餌取りの魚の口に入りますしキス狙いの時は絶対に必要です。
価格もかなり安く売っておりますので非常にお得です。
まとめ
この針外しはルアーなどのフックなどを外す事はできません。
針が極端に大きい物も使用は難しいと思います。
気を付けないといけないのがヒレなどに毒のある毒魚。
素手で触ってはいけない魚などには使わない様にしましょう。
毒魚はプライヤーなどで外すかもしくは思い切ってハリスを切りましょう。
安全第一です。
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