私の大好きなエサ釣り。
ルアーやワームなどでやるより何だか時間がゆったりと流れている感じがして気持ちが和みます。
このエサ釣りのエサも様々ですね。
大きく分けると
・虫類
・エビ類
この2種類がよく使われるエサですね。
釣る魚により使い分けるのですが、万能エサと言えばやはり虫エサ。
針に刺しても餌持ちがいいので遠投しても針から外れる事が少ない。
魚に突つかれない限りずっと針に刺さったまま。
なので釣れない時はエサが全く減らない。
ある意味でリーズナブル。
今回はその虫エサをご紹介。
虫エサの種類
・アオイソメ(青虫)
・イシゴカイ(ジャリメ)
・マムシ(本虫)
・アカイソメ(赤虫)
・チロリ(ギボシイソメ)
・本コウジ
・ユムシ
・アオコガネ
・フクロイソメ
・タイムシ
等々。
レアな虫エサを上げ出したら切りが無い位にあります。
そして、地域により呼び名も様々。
この中でメジャーで何処にでも売っていて、よく使う虫エサと言えばやはりこの三大虫エサではないでしょうか。
三大虫エサ
・アオイソメ(青虫)
・イシゴカイ(ジャリメ)
・マムシ(本虫)
この三つを使い分けるとかなり幅広く魚を狙えます。
虫エサの特徴は体液の臭いと動き。
これで魚をおびき寄せるわけです。
この三種類は太さも違いますので使う針の大きさに合わせるのもコツです。
《大》
・マムシ(本虫)
《中》
・アオイソメ(青虫)
《小》
・イシゴカイ(ジャリメ)
といった順になります。
アオイソメ(青虫)
別名『朝鮮ゴカイ』と言われ日本近海には生息しておらず殆どを中国や韓国から輸入しています。
アオイソメはは天然と養殖の2通りあり現在では大量生産可能な養殖が盛んにおこなわれています。
もともとは東シナ海沿岸に生息しているゴカイの仲間で日本近海の海水や環境が合わず日本での繁殖は難しいそうです。
ちなみに養殖は出来ない事はないがコスト面から言うと採算が合わないので日本での養殖はないそうです。
安くてエサ釣りの定番。
夜になると光るので夜釣りにも定番のエサ。
投げ釣りや五目釣りとなどの万能エサ。
適当な大きさに切って使うのですが、切っても動きは抜群。
動かなくなったり、かじられて短くなったら新しい物に刺し変えましょう。
釣れる魚はハッキリ言って何でも釣れます。
但し、口が極端に小さい魚は突かれる程度で終わってしまう事が多い。
口には鋭い牙がありますので挟まれないように注意して下さい。
釣り具屋で購入の際は大抵は300円~購入出来ます。
切って使う場合は300円分あれば半日は十分に遊べます。
このように付けます。
カレイなどの投げ釣りは一本そのままチョン掛けにします。
代表的な対象魚
根魚全般・カレイなど
イシゴカイ(ジャリメ)
別名『日本ゴカイ』と呼ばれ日本各地の沿岸にも天然物が生息しています。
しかし、釣具店に並ぶものは殆ど養殖されたものです。
養殖は香川県の小豆島や高知県で養殖がおこなわれています。
昔は掘り子が堀ったものを買い取っていたこともありますが安定した供給を求めた結果、今では養殖物がメインとなっています。
しかし、近年は養殖業者がどんどん減っているのが現状です。
これも値段の安いエサです。
かなり細いのでアオイソメと同じgで買っても量は見た目が多くなります。
何だかお得感はありますよね。
細いが故に使う針もかなり小さく細い針になります。
従って狙う魚も口が小さい魚になにます。
私は狐針1号やハゼ針6号やキス針7号などによく使います。
針の付け方はアオイソメと同じ。
適当な長さに切って使います。
イシゴカイの特徴は細く体が柔らかい事。
なので上手く針に刺さないと切れてしまいます。
更にヌメリが多いのでかなり刺しにくい。
老眼が入っている方は眼鏡必須な位に刺し辛い。
釣り具屋で購入の際は大抵は300円~購入出来ます。
切って使う場合は300円分あれば半日は十分に遊べます。
代表的な対象魚
キス・ハゼなど
マムシ(本虫)
釣具店で売られているマムシは基本的に天然物です。
そして体液が多く臭いも強い。
なので集魚効果が大きい。
なので釣れる。
と言う方程式になっております。
小さい針の場合は針の刺し方は上の2つとは少し違います。
太く大きいので適当に短く切ると輪っかみたいになります。
私のオススメは針を切り口から通すとスカスカなので側面の皮を通した方がいいですね。
投げ釣りではアオイソメと同じ1本掛け。
かなりセレブ的な釣りになります。
釣り具屋で購入の際は大抵は500円~購入出来ます。
ちなみに画像の量で500円です。
かなり少ないですね。💧
エサ取りが多いとすぐに無くなってしまいますので半日遊ぶには少しキツイかな・・・。
ピンポイントで狙うのであればいいのですがそれ以外だとアオイソメ300円分と一緒に購入した方がオススメ。
代表的な対象魚
大型カレイ・カワハギなど
針の刺し方
①チョン掛け
頭にハリを刺すだけ。5~8cmの長さにハサミで切ろう。ムシエサが苦手な初心者はこれがお薦め。
②通し刺し
エサの口からハリを入れ、ハリの首までしごき上げます。いちばん有効な刺し方ですが、慣れが必要です。
③房掛け
エサを数匹ハリに刺します。魚の食いが悪い時に有効。
④縫い刺し
縫うようにしてハリを刺します。簡単なので初心者にお薦めです。
基本的な針の刺し方ですがその場・その状況・狙う魚によりつけ方や虫エサの長さは自由にした方がいいと思います。
イシゴカイの採取方法
野生のゴカイは生息条件が厳しくて採取が難しくどこにでも居る訳ではありません。
適合する場所が少ないため非常に採取ポイントが限られます。
イシゴカイの別名は「石ジャリメ」と呼ばれていて名前の通り生息地は砂場(砂利目)で多少目の粗い砂の多い河口地帯当りの砂場や泥が溜まっている所に居ます。
そう言う所の石をひっくり返すと見付かり易い。
又、ゴカイは群を作るので数匹見付かれば山の様に取れます。
同じようなところには『カワゴカイ(類)』や岩の様な所には『イワムシ』もいますが、それらも餌になります。
《注意事項》
地域や漁協によっては、ゴカイ類の採集を禁止しているところもありますので漁協に直接問い合わせたり、海岸にある注意書き看板などをよく読んで採集して下さい。
探しても中々に生息ポイントを見付けるのは難しいと思いますのでその労力を考えると購入した方が早いと思います。(;^_^A
ちなみに私が幼少の頃に父に連れられて採取しに行った記憶があります。
居る所には居るんですね。
虫エサ用便利グッズ
ハサミ
適度な大きさに切り分けるのに必要です。
忘れずに用意しましょう。
虫エサ挟み
ヌメリがある虫エサを逃さずホールド出来ます。
虫エサが苦手な女性や子供にも直に触らないで済みますので最適です。
オススメは『マルシン漁具 虫エサつかみ』
二本入りでお値段もリーズナブルです。
これの凄い所は先端部にウレタンを装着している所。
挟んだ時に虫エサを潰す事無く挟む事が出来き、表面に紙ヤスリのような滑り止めが付いてますので滑る事なくしっかりと掴めます。
虫エサ滑り止め粉
虫エサに直接まぶしたり指に直接着けて虫エサを摘まみます。
粉が虫エサの水分とヌメリを取ってくれるので滑らなくて済みます。
メーカーにより石粉や石灰粉や卵の殻など原材料は様々です。
エサ箱
中に保冷剤を入れる事により虫エサが弱るのを防いでくれます。
出来ればプラスチックより木箱の方がオススメ。
外からの熱を遮断してくれますし容器を前以て水に漬けておくと保湿も出来ます。
保湿する時は木箱を新聞紙で包んで使用します。
A.NET KOTOBUKIYA(ア・ネットコトブキヤ) 木エサ箱 マグネット付 108×90×55mm 小 W-121
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まとめ
虫エサは殆どの魚の大好物です。
正直言って【対象魚】を書きましたがどれも色んな魚が釣れます。
只、この三種類はそれぞれの特徴があるので対象魚が釣れ易いと言う事。
迷った時にはアオイソメで間違いはないです。
なんせ万能虫エサですからね。
餌の購入ですがお店により価格の基準が違います。
円単位の所もあればg単位の所もあります。
そして質も。
こればかりは購入して見比べるしかありません。
新鮮で元気なら1週間位は冷蔵庫で生きてますので余ったら次回に使い回しも可能です。
しかし、急激な温度変化に弱いので新聞紙に包んで野菜室に入れておくのがオススメ。
釣行中はクーラーBOXに入れて使う時だけ取り出すか専用のエサ箱に入れ換える。
虫エサは乾燥と熱に弱いので日の当たる所に釣具店で入れて貰った容器事置きっ放しだけは避けて下さい。
一気に弱ってしまいます。
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