私が長年愛用しているエアーポンプがあるんですが、恐らく25年近く使っているです。
品名は【National PANAAIR SW】と言う代物。
何てったってナショナルですからねぇ。
使っていない時は乾電池を抜いてしまってるんですが先日に使おうと電池を入れた所スイッチがおかしい。
エアーポンプって大抵はエアーの強さを選べると思います。
『強』『弱』と二通りに。
今回の不具合と言うのは『強』のスイッチが入らない。
『弱』は入るんですですけどね。
物事態は古いし寿命かと買い替えを考えたんですけど、やはり長年使っている物なんで愛着があるんですよねぇ。
そこでどうせ買い替えるなら分解して出切る事なら修理してみようかと。
【エアーポンプの不具合】
三通りの場合が考えられる。
①モーターが壊れた
②配線の接触不良
③基盤の腐食
④基盤チップの破損
恐らくこの四通りじゃないかと。
この中で①と④は自分では直せないので買い替えですね。
②だと直せると思います。
③だと箇所により自分で直せるんじゃないかと。
今回の場合は『弱』では動くので①と④は除外となります。
と言う事は自分で直せる可能性大ですね。
エアーポンプを分解するのは今回が初めてなので分解した後に元に戻せるのかと言う不安はありますが、どうせ買い替えを考えているのであればダメ元でやってみていいのではないでしょうかね。
【概要】
National PANAAIR SW の概要を見てみましょう。
中はこんな感じですね。
モーターとポンプはビスで一体化となっております。
恐らくどのメーカーのエアーポンプもこんな感じじゃないでしょうかね。
至って簡単な構造となってます。
ビスの部分はこの部分のみです。
見た目では乾電池の接触部分に腐食が見られますが電気事態は通れいるんで問題は無しです。
【分解】
先ずは基盤を見る為にモーターを取り外して行きましょう。
そしてスイッチ部のビスも外します。
基盤からの配線ですが見た所では接触不良では無さそうです。
と言う事は中の基盤に問題がありそうです。
基盤は四ヶ所の爪で固定されてるんで爪が折れない様に慎重に取り外して行きます。
この様な感じとなってるんですが、基盤にカバーが2つ被っております。
この2つが同時にスライドする事によって強弱のスイッチが切り替わる仕組みとなってるんですね。
【修理】
ここで『強』方向のカバーに変色している腐食箇所発見。
触ってみるとザラ付きがありますので恐らくこれが原因かと。
この部分は取り外しが出来ますので取り外してからザラ付きが無い様に磨いて行きましょう。
ある程度磨いてこんな感じ。
ザラ付きが無くなる位で十分かと思います。
このカバーはスイッチパーツの裏にはめ込めるようになってるんで先にはめ込んでおきます。
そして基盤を被せる様に4つの爪でしっかりと固定。
この時点で電池を入れて動作確認をします。
結果しっかりと動いてくれました。
やはり原因は先ほどの腐食にあったみたいですね。
後は元通りに組み立てて行きます。
再度度動作確認して異常が無ければ修理完了。
【まとめ】
今回は運良く不具合箇所が見つかり自己修理が可能でした。
慌てて買い替えをしなくて良かったです。
故障して買い替えを考えたらダメ元で分解修理を試みても損はありませんので是非に挑戦いては如何でしょうか。
今回修理したエアーポンプが他のメーカーと作りが同じとは思いませんがある程度の雰囲気でご参考になればと思います。
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